聖闘士聖衣神話EX スコーピオンミロ レビュー | @in's Hobby Room

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クオリティダウン・・・?

聖闘士聖衣神話EX スコーピオンミロレビュー

 


聖闘士聖衣神話EX スコーピオンミロ

 

「聖闘士星矢」より、天蠍宮(てんかつきゅう)を守護する黄金聖闘士、蠍座・スコーピオンのミロが聖闘士聖衣神話EXで登場。

 

ミロといえば「黄金聖闘士の中で最も気性の激しい男!」という他に比べてちょっと雑な紹介をされますが(笑)、実際その通りであり、情に篤い男でもあります。 敵には容赦なく、自分が認めた相手には信頼を寄せます。 同じ黄金聖闘士である水瓶座のカミュとは親友同士。

 

そんなミロがマイスEXシリーズ4番手として先月発売されましたが、今回は少々顔の出来が・・・


パッケージサイド。



では開封。


蠍の尻尾を思わせるヘッドギアが特徴。

今回もやはり聖衣装着時のフィット感が高く、良いプロポーションとなっております。

 

で、顔についてですが・・・サガ~ムウまでは雰囲気や特徴を捉えた出来となっていましたが、今回のミロはどうしたことか・・・もっさりというかのっぺりとした印象を受け、アゴもしゃくれて見えてしまいます。

もはやミロどころか星矢キャラという枠からも離れてしまっているような。 それにしても見事な逆三角形でシャープなアゴ(笑)


可動。

ヘッドギアの尻尾のパーツもボールジョイントにより動きます。アーマー裏にはやはりスイング&ボールジョイント。


付属品。

必殺技再現のために手首の種類が豊富。


マスクオフ状態は前後の髪パーツを交換。マントを取り外す時も穴隠し用のパーツに差し替えます。

また、前髪は横向きを意識した片方が持ち上がった状態のものも付属します。 ですが通常の前髪も柔らかくスペースの確保もとられているので取り換えなくても十分動かすことは可能です。

ですがなによりこの前髪の分割線が気になってしまう。なぜこんな目立つ位置に;(しかもここで前髪と後ろ髪を分けているわけではない。)
 

表情バリエーション。

持ち上がった前髪はこの睨み顔に最適。

通常顔以外のこれらの表情もやはりミロらしさはあまり感じられません; 良くて睨み顔か?


ちなみに私の引いた個体は左平手の親指が塗られていないというまさかのアクシデント(笑) 塗れや!w


「蠍座・・・スコーピオンのミロ!!」



今回ミロをいじるにあたって最も感動したのがこのポーズを再現できた点。

これはTVアニメ版でアルビオレ先生やアンドロメダ島を壊滅させた時に使用した技。一部ではクックロビン音頭と呼ばれています(笑)

 

おそらく蠍の姿をイメージしているんでしょう。 「ナニコレ!?」って印象のが強かったですが(笑)

ちなみにこの蹴りはPS3ソフト聖闘士星矢戦記でも再現されていたりします。

 

必殺技である「スカーレットニードル」は2種の手首が付属。
上の開き気味の手で放つのが好きなのでこれは嬉しいポイント。 どうせなら左手用も欲しかったかな。

 

「真紅の衝撃!スカーレットニードル!!」

蠍座15の星をかたどった光を相手に打ち込み、人間の中枢神経を刺激し、激痛と共に体を麻痺させてしまう技。

15発目は「アンタレス」と呼ばれる蠍座の心臓部に位置する最後の1点で、これを撃ち込まれた相手は確実に死んでしまう。

 

これだけ聞けば凶悪な性能なんですが、ちまちま15発撃つ必要があるのかと思うとちょっと地味なのかも(笑) (雑魚の冥闘士相手に一瞬で15発撃つ描写はあるんですけどね
 


相手に15発与える間に降伏か死するかの選択を迫ります。ミロ曰く「考えるゆとりを与える慈悲深い技」。
 

こちらがオブジェ形態。
 

この辺になってくると装着状態からオブジェ形態への変化が面白いですね。
どこに何のパーツが収まってるかおわかりになるでしょうか?
 
脱いだミロ氏(20)。
アンダーウェアの色に違和感を覚えたんですがミロは緑色のアンダーじゃなかったでしたっけ・・・?
 
オブジェのパーツを使ってこんなお遊びも可能。
 
さらに今回は初回特典として「エフェクトシート」なるものが付属します。
これは各キャラクターの必殺技の効果をイメージしたイラストが透明PET樹脂に印刷されたシートで、場所をとるエフェクトパーツと異なり手軽に各キャラの必殺技を再現させることが可能になります。
 
対応するのはミロ、ムウ、アイオリアの3種。
シートの使用方法は
専用台座のクリップに挟み込む形式。 ・・・なので自動的に台座も必要になります(笑)

「スカーレットニードル!!」

「ライトニングプラズマ!!」

「クリスタルウォール!!」
使用してみた例がこちら。シートを使ったのみで、画像加工の類は一切していません。(あ、トリミングはしましたw

しかし画面内にしっかりと収めれば本当に劇中の映像効果のような演出を体験できます。

また、スカーレットニードルやライトニングプラズマは使い方を変えることで技をくらった相手側に使うこともできたりします。

ちなみにクリスタルウォール用エフェクトはフィギュアーツのディケイドやディエンドなどのバックに使用すれば世界を渡る壁のように使うことができたりします。
これのウケが結構良いw

 
「カノンよ、お前はどちらだ!精神の死か、それとも肉体の滅亡か!!」
ハーデス十二宮編での免罪符スカーレットニードル!

「面白い!ならばこちらも言おう。お前たちはここから先へは一歩も行かせぬ!ここで皆殺しだ!」
「ようはこの3匹を片付ければ全て済むこと!!」
同じくハーデス十二宮編より。処女宮での対決。OVA版キャストの関俊彦氏の演技がもんのすごくマッチしててかなり好きなシーンですw

「さぁ、もう一度あの世へ戻ってシャカに詫びろ!とどめのアンタレスだ!!」
「ぐわぁぁぁぁーーーー!!!」
14発まで撃ちこんで余裕を見せているところへ反撃をくらうというミロお決まりのパターン(笑) 爪を使うわりにツメの甘いところが大好き(笑)
ミロはハーデス編入ってからすごい好きになりましたね。このシーン含めw
 
 
さて、ミロまで揃ったことによりアレを再現することが可能になりました。
「すでに禁を犯した我らだ・・・再びアテナ・エクスクラメーションを放つことに、もはや何のためらいもない!」

「サガよ、何か忘れてはいないか?」
「・・・ここにも黄金聖闘士が3人いるのだぞ?」
「やむを得まい!」

「そ、その構えは!!」

と、いうわけで「アテナ・エクスクラメーション」を再現可能となりました。
再現というには小道具がひとつ足りないんですがそれはまた今度ということでw
 
「アテナ・エクスクラメーション!!」
技名を決して直訳してはいけない。これはもはや常識。

 

撃ちあいポーズ。アイオリアは小型の胸部パーツがあるから良いのですが、ミロは真正面に腕を伸ばすのがちょっと難しいところ。
 
「友よ・・・何故に裏切ったのだ・・・」
OVAではカミュの首を絞めるシーンが追加されていたり情の篤さが多く描写されてます。
 
そしてアペン版との比較。
旧マイスの顔も悪くはなかったんですがやはりこのアペン顔が一番好きです。3体連続でアペンのが好きとか言っててどんだけ信者なんだとか思われても仕方ないw
 
しかしミロに関しては確実にアペンのがいい・・・しかし髪の造形がEXに比べてだいぶもっさりして見えてしまいます。(もともとそういう髪型ではありますが) EXのがシャープな造形になっていて、それぞれに良さがありなんとも困ったちゃんな仕様w
アペンの顔にEXの髪を付けられれば最強なんでしょうが、大改造の必要がありそうですね;
 
以上、マイスEX・ミロでした!
 
頭部をはじめとする各可動範囲が旧マイスに比べて大幅に進化したことはもちろん、それを活かして”あの蹴り”を再現できたところは本当に感動的でした。
 
初回特典のエフェクトシートも個人的に大当たり。撃つ側にも撃たれる側にも使えたり、シート1枚でいろんな用途に使えるな、と。
3人分だけでなく他のキャラクターの技をイメージしたエフェクトシートも欲しくなってしまいます。また何枚かセットでどれかのキャラクターに付けてくれると嬉しいんですが。
が、しかし、肝心の顔が大きなマイナスポイントに・・・; 好みの問題もあるのでこれはこれで気にならない、という人ももちろんいらっしゃるかと思いますが、私としてはアペンを所持しているせいもありどうにもこの顔になじめません;
しばらくアペンの頭でも乗っけとこうかな^^;
 
さて黄金聖闘士ばかり発売が続いたマイスEXですが、次のラインナップは6月に主人公・ペガサス星矢(新生聖衣)が満を持して発売します。(噂では青銅5人は確定だそうな
続く7月には射手座・サジタリアスのアイオロスが発売予定。 さらに9月には乙女座・バルゴのシャカの発売が決定しました。
来年には黄金聖闘士12人が揃ってしまいそうな勢いですね・・・素晴らしい。