あなたが今していること。

それは本当にあなたがしたいことですか?

 

 

もしかして

 

他人の言っていること、

他人の価値観に

 

振り回されて

生きてしまっていませんか?

 

////////////

 

Your time is limited, 

so don’t waste it living someone else’s life.


Don’t be trapped by dogma – 

which is living with the results of other people’s thinking.


Don’t let the noise of others’ opinions 

drown out your own inner voice.


And most important, 

have the courage to follow your heart and intuition.


They somehow already know what you truly want to become. 

Everything else is secondary.

 


あなた方の時間は限られています。

だから他人の人生を生きたりして

無駄に過ごしてはいけないのです。


ドグマ(教義、常識、既存の理論)

にとらわれてはいけません。

それは他人の考えに従って生きることだからです。

 

他人の考えという雑音に溺れて、

自分の内なる声が

かき消されないようにして下さい。


そして最も重要なことは、

自分の心と直感を信じる勇気を持つことです。


心や直感は、

自分が本当はどうなりたいのか

既に知っています。
それ以外のことは、二の次で構わないのです。

 

(スティーブ・ジョブズ)

 

////////////

 

前回の記事の続きで、

 今回もスティーブ・ジョブズ氏の

 

2005年6月12日 スタンフォード大学卒業式での
「伝説」と呼ばれる演説からの言葉をご紹介します。

 

(こちらの記事も是非どうぞ)

点と点がやがてつながる / スティーブ・ジョブズの世界

 

///////////

自らが情熱をこめて、夢中になって

立ち上げ成功させたアップル社から、

 

自らが解雇されるという

想像もできないような挫折。

 

 

それでも、

心折れそうになりながらも、

 

自らの仕事への情熱に気づき、

挑戦を続けた新しいビジネスで大成功。

 

後にひん死の状態に陥っていた

アップル社に復帰しアップル社を

立て直すという

 

人生の大逆転

 

を演じてみせたジョブズ氏。

 

 

そんな彼を襲ったのは健康問題でした。

 

 

すい臓がんが見つかり

医師から余命3~6か月の宣告を受けた彼は

 

人生の時間は有限

 

であることを、

 

これ以上には無い無情な形で

実感させられました。

 

 

それは

 

実は誰もがいつか直面する

そして誰もが決してあらがうことのできない、

 

全ての人間が等しく持つ悲しい宿命なのです。

 

 

奇跡的に命を取り留めたジョブズ氏が

自身の体験をもとに、

 

若い学生たちに

そして私たちに伝えてくれた

 

命ある時間の期限とそれ故のかけがえのなさ。

 

そうとは気づかなくても

 

1日1日、時間は「そこ」に向かって

進んでいるという現実。

 

 

それはわかってはいても、本当に

「その時」

が来るまでは、


誰もが直視したくないもの

なのかもしれません。

 

 

だからこそ、

 

限られた自分の人生という時間を生き抜くために、

「その時」になって後悔を残さないように、

 

他人の考えや価値観などにとらわれず、

自分の心の声にかたむけて、

直感を信じて

 

今を、そして自分を大切にして生きていこう。

 

 

それは

 

ジョブズ氏だから伝えることのできた、

とても貴重なメッセージ。

 

そういえるのではないでしょうか。

 

//////////

 

Stay Hungry. Stay Foolish.  

And I have always wished that for myself . 

And now, as you graduate to begin anew, 

I wish that for you. 

 

Stay Hungry. Stay Foolish.

Thank you all very much. 

 

 

「ハングリーであれ。愚か者であれ」

 

私自身、いつもそうありたいと思っています。

そして今、卒業して

 

新たな人生を踏み出すあなた方にも

そうあってほしいと思います。

 

Stay Hungry. Stay Foolish.

 

ありがとうございました。

 

 

/////////

 

これがこの演説でのジョブズ氏からの

最後のメッセージです。

 

 

今思えば、あの日

 

ジョブズ氏は自分のいなくなった世界

 

を生きる若者たちに、

 

自分の生い立ち、

失意と栄光に満ちた彼の人生の記録

 

から、

 

時間の有限性とそれ故の大切さ

 

を伝えようという

覚悟と情熱に満ちてたのだと思います。

 

 

だからこそ、

彼の言葉はこれほどまでの

輝きを放って、

 

私たちの心をひきつけるのだと思います。

 

 

自分の心の声、直感は

 

時に、

他人の価値観、世間の常識、

 

それらからはずれたものかもしれません。

 

 

身の周りの社会にある

人と同じ価値観、普通のやり方、

 

にそのまま従うこと。

 

それが安定して生きる一番の近道

なのかもしれません。

 

 

それでも、

他人からは愚かに見えたとしても、

 

 

限りのある、かけがえのない

私たちの時間の中で、

 

自分の心の声、直感に従おうとする

気持ちと情熱。

そういう生き方。

 

大切にして生きていきたいですね。

 

【ジョブズ氏の2005年6月12日 スタンフォード大学卒業式での演説です】

 

///////////

【こちらの記事も是非どうぞ】

点と点がやがてつながる / スティーブ・ジョブズの世界

 

【その他の名言記事へのアクセスは】

ここからアクセス! / 過去の名言集記事 (# 101~# 110)