目を閉じると
まぶたに浮かぶ
永遠(とわ)にきらめく星の海の中で、
今そっと振り返ってみると、
あなたがすごしてきた
人生という「時」が
あなたにも見えるかもしれません。
月の夜。星の朝。
「時」は、終わることなく
回り続ける風車 (かざぐるま)。
「時」に終わりは無くても、
「今日」という日には終わりがあり、
私たちの時間にも限りがあります。
限りがあるからこそ、
私たちは、
きらめくような命を込めて、
二度と戻らない、
その時その瞬間を
全力で生きてこられたのかも
しれません。
そして
1日の終わりと言えば夕方。
めっきり日の短くなった秋の日暮れ時。
燃えるような真っ赤な夕焼け空を
自由に飛ぶ赤とんぼ。
それは無限に流れる「時」の中で、
今日という日を全力で
一生懸命生きている
私たちの姿なのかもしれませんね。
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