「幸せ」

とは一体何でしょう?

 

その答えは人により

様々だとおもいますし、

 

人はそれぞれが選択した

その答えの実現のために全力で生きていく。

 

そういうものなのでしょう。

 

 

それでも、もしあなたが

「自分の幸せってなんだろう?」

 

そう思ったら、

 

この物語のこの世界に

一時、あなたの身を置いてみたら

何かが見えるかもしれません。

 

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「何が幸せか

わからないです。
本当にどんなに

辛いことでも、
それが正しい道を

進む中の出来事なら、
峠の上りも下りもみんな、
本当の幸せに近づく

一足づつですから」

 

(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より)

 

 

人は誰でも幸せを探して、

人生という長い道のりを

歩き続けているのかもしれません。

 

進んでいくことすらつらい登り道もあり、

 

楽しく勢いを持って進んでいける道もあり、

 

もしかしたら、

降りていってしまっている・・・

と感じられる道もあるのかもしれません。

 

 

自分が今進んでいる道が正しいのか?

正しいこととは一体何か?

 

その時その時では、

それすらもわからないかもしれません。

 

 

それでも、

 

 

「誰だって一番よいことをしたら幸いなんだね」

 

 

その瞬間、その瞬間で

自分が一番正しいと思って

選んだ道ならば、

 

その道は自分にとっての

「幸せ」

に近づいていく道。

 

そう信じて前を向いて歩いていけば

いいのかもしれませんね。

 

 

たとえ、

今目の前にあるもの、

目の前で起きていることは、

 

あなたにとって、

楽しいことばかりではなかったとしても、

 

 

「ただ一番の幸せに

至るために
色々な悲しみにあうのも

みんな思し召しです」

 

 

そう信じて。


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宮沢賢治はこうも語っています。

「人間は他人のことを

思いやって行動し、
よい結果を得た時に、
心からの喜びを

感じるものである。
その喜びこそ、
人間愛に基づく

本当の『幸せ』なのである」

 

 

もしあなたが今、

幸せに向かう道の中で、

道に迷ってしまっていたとしたら、

 

宮沢賢治を信じて、

 

他人を思いやって行動する。

 

それを重ねていくのも

いいかもしれませんね。

 

きっと、何かが見えてくると思いますし、

 

そこにあなたにとっての

幸せがあるかもしれません。

 

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「幸せとは何か?」

 

「自分は幸せなのか?」

 

それは私たち一人一人が

自分で決めるしかないもの。

 


今日も前を向いて、

幸せを感じて生きられるといいですね。
 

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