先月の夏至の日
東京の福徳神社と日本橋界隈
それに
サントリー美術館の吹きガラス展に出かけ
美しいものにたくさん触れてきました
友達が吹きガラス展の無料券を持っていて
誘ってくださいました。
友達はお空の雲が大好き
せっかく東京へ行くので
何年も前から気になっていた
マンダリンオリエンタル東京の名物ケーキ
KUMO(雲)ケーキを食べたいとのことで
まずはカフェのある日本橋三井タワーへ。
KUMOケーキは
売り切れてしまうこともあるので
カフェ(グルメショップ)の
開店1時間くらい前に訪れて
整理券をもらいました。
カフェのある1Fフロアは
吹き抜けになっていて
天井には大正時代に作られた
ステンドグラスがあり豪華です。
同じフロアにある
千疋屋総本店で
高級果物を鑑賞しました
1個3000円近い特大の桃や
桐の箱に入った3万円のマスクメロンなど
宝物のような果物ばかり
かわいいお花と一緒に詰められた
果物ギフトセットもあり
まさに芸術品で
「果物美術館」のような空間でした。
農家の人たちが丹精込めて作った果物を
お店もその美しさを引き立てるような
詰め方をしていて
お値段にびっくりしたけれど
それだけ質の高いエネルギーが詰まっている
ということなのだろうなと思いました。
お祝いやお世話になった方へお贈りしたら
喜ばれそうですね
38階建ての日本橋三井タワーの隣には
三井本館があり
現在は銀行が入っています。
関東大震災後
1929年に建て直され
重要文化財になっています。
「関東大震災の2倍の地震が来ても壊れない」
作りになっているそう。
三井本館の隣には
日本橋三越本店があり
今年創業350周年。
さらに大通りから1本入ると
日銀があります。
日銀の後ろに写っている高いビルが
日本橋三井タワーです。
三越本店は1935年
日銀は1896年に建てられ
どちらも重要文化財で
歴史を感じる地区になっています。
日銀の貨幣博物館もあり
夏休みの子供向けの
催し物もあるようです
感性を磨いたり
お金について考えたりする
良い機会になるかもしれませんね。
日本橋三井タワーの目の前に
福徳神社の入り口があります。
福徳神社は
スタイリッシュなビルの谷間にある
都会のオアシスといった趣でした。
神社周辺には
コレド室町という商業施設があり
江戸時代をイメージした街並みで
和風デザインのビルや石畳が
洒落ていました。
和風なのだけれど
外国の街角のような
エキゾチックな雰囲気でした。
福徳神社の創祀ははっきりせず
9世紀にはすでに鎮座していた
という古い神社で
地元「福徳村」の村の名前が由来です。
福徳神社は芽吹稲荷とも言われ
新事業など新しいことを始める人にオススメ。
江戸時代に富くじの興行を許された
数少ない社寺の一つで
宝くじ当選のご利益や
日本橋は五街道の起点であったため
旅の安全のご利益があるのが
特徴的です。
新しいものと古いものが融和された
日本橋界隈の散策を終えて
いよいよKUMOケーキ。
次回は
和と洋の食の芸術と
吹きガラス展について綴ります。