実は最近、ずっと悩んでいました。

 

「やるべきことが多すぎて、しんどい。」

 

「疲れすぎて、何も楽しめない。」

 

そんな状態だったのです。

 

家事や子育てで、やらなきゃいけないことがたくさんあるのに

 

仕事から帰ると疲れ果てて、思うように動けない。

 

体を引きずるようにしながら

 

なんとかギリギリで日々のタスクをこなす日々が続いていました。

 

 

前回の記事を書いてから、コツコツと思考のトレーニングを続けた結果、

 

職場の悩みはクリアできるようになっていたのですが

 

今度は、家事育児との両立でつまづいてしまいました。

 

仕事との両立がしんどいと感じる日々が続いていたのです。

 

夫は単身赴任で不在のため、家事育児はワンオペ。

 

気づけば、家の中ではつねに

「疲れた。しんどい。でも、やらなきゃ」

「眠い。休みたい。でも休めない」

「辛いけど、頑張らなきゃ」

こんな言葉が頭の中でずっとループしている状態でした。

 

毎日しんどいと思いながらも、

 

せっかく職場が居心地良くなって、仕事にも慣れてきたのに、

 

辞めるのはもったいない!!!

 

という思いがあり、なんとか仕事を続けようと頑張っていました。

 

そして、とうとう片頭痛に襲われ動けなくなるという事態に。。。

 

体が悲鳴をあげてようやく気づくというパターン。

 

そして

 

「本当の本当は、私、今、どうしたい?」

 

と自問自答しました。

 

答えは明白でした。

 

「休みたい。」

 

身体の不調は、本来の自分からズレているというサイン。

 

そこでようやく

 

「私はなぜ、体がしんどいのに仕事を続けてるんだろう?」

 

という素朴な疑問がわきました。

 

そして、

「うちは、私が働かないとやっていけない」という思い込みや

「今の時代は、共働きが当たり前」という

「世間体」や「常識」に縛られていたことに気が付きました。

 

だけど、よくよく考えてみたら私はマルチタスクが苦手で

同時に一つのことしかできないタイプ。

 

フルタイムで働きながら家事育児もこなせるような

器用さも体力も、持ち合わせていない。

 

そういう自分の気質をガン無視して、世間一般の

「まわりはみんなやってるんだから」という見えないバイアスを

自分で自分にかけて、苦しめていたのです。

 

そもそも

「私が働かないとやっていけない」って、本当なんだろうか?

もしかしたら、それはただの私の思い込みなのかもしれない。

 

 

「仕事、辞めてもいいんだよ?」

と頭の中で自分に声をかけてあげたら、

ものすごくホッとして解放感を感じている自分がいました。

 

それまでは、辞めたら夫に怒られるんじゃないかとか

 

職場のみんなに迷惑をかけるとか

 

辞めるって言ったら冷たくされるんじゃないかとか

 

ネガティブなことばかり浮かんできて

 

辞めるのが怖かったのですが

 

不思議なことに、自分で自分に許可を出してあげたら

 

まわりのみんなもとても優しくしてくれたのです。

 

夫は「しばらくゆっくり休んでね」と言ってくれたし

 

お局様も「大丈夫?無理しないでね」とマリア様のような

 

優しい笑顔で接してくれて、もうびっくり。

 

自分の内側が外側にあらわれるとは、まさにこのことか!と思いました。

 

自分が自分に優しくすれば、優しい世界があらわれる。

 

さらに、頭の中で「よく頑張ったね」と自分で自分に労いの言葉をかけてあげたら

 

職場のみんなから大きな花束と手紙までもらうというサプライズまでありました。

 

いろんな人が「寂しいよ~」と声をかけてくれて

なんだかすごく「私って愛されてるなあ」と感じることができました。

最後までみんながとてもあたたかくて、たくさんの愛を感じることができて

心から「出会えて良かった。みんな本当にありがとう!」と思えました。

 

数か月前までは、仕事は嫌なことばかりで、意地悪なお局様やパワハラ上司がいて

 

最悪な職場だと思ってたのに、最後は辞めるのが本当にもったいないと思うほど

 

とても居心地の良い、楽しい職場になっていました。

 

 

嫌なことが起きるたびに、

 

握りしめている恐れやいらない思い込みを手放し、

 

少しでもホッとできる明るい考え方を見つけていった結果、

 

最後はオセロをひっくり返すように、次々と肯定的な側面を見ることができて、

 

「自分の意識が変わると、本当に世界は180度変わるんだ」

 

ということを体験できた貴重な日々。

 

すべてに心から感謝しています。

 

 

「現実は、あなたを映す鏡。あなたが笑えば、世界も笑う。」

by バシャール