Shining Dear。・:*:`☆、。・:*:`★、
Minakoです。
8日の深夜に自宅に帰ってきました。
イベントのお礼とご報告もまだなのですが、今回の旅でまず最初に書きたかったことを、先に書かせてください
沖縄ヒーリングパラダイスへ出展した翌日、佐々木恵美子さんの久高島リトリートで祈りの時間を過ごしてきました
斎場御嶽でご挨拶をした後、久高島へ
フェリーに乗って到着してすぐ
私たちはフェリー乗り場のすぐ近くに、まずご挨拶のために連れていかれました。
神の島「久高島」では、ノロと呼ばれる神人(神女)たちによる「祈りの儀式」が日々、今でも続けられているそんな島です
神職としてそれらを行なっているのが「ノロ」と呼ばれる人たち
久高島はアマミキヨという、天から国造りをはじめた神が降り立ったという伝説があるところ
ノロとは誰か特定や大切な人のためではなく、すべての存在に対して祈っています。
久高島は海に囲まれていますが、海のどこでも泳いでいいわけではありません。
なぜならいまだに日々、ノロ(ユタとも言われる神人(神女)たち)が祈っている場所だからです。
久高では海も禊として入っていいのは1ヶ所だけと聞きました。
そしてガー(カー) 井戸
ガーとはノロの方たちが祈る前に禊をし、清める大切な場所だそうです。
久高島は男子禁制の場所がたくさんあります。
今ではフェリーがあり、誰でも入れるようになっている久高島ですが、
御嶽(ウタキ)もガーも、場所によっては島の女性さえも、入ることを許されない場所だそうです。
ましてやガーや御嶽(ウタキ)は真摯に祈れば男性でも入れるという場所ではなく、いまだに男子禁制な場所です。
私たちが訪れた時、心無い人達(男性達)が、通行止めになってる神聖な場所から出てくる姿を目にしました。
自分だけなら、ちょっとぐらい・・・という心無い姿に、ただ悲しい思いが沸き上がりました。
ましてや島で祈る方々にとって、そこは日々大切に清める場所だけに、それをもし知ったらとても耐えられない悲しい出来事だと思いました。
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天川の大峰山にいまだ女人禁制の結界門があります。
土地の方々が大切に守り、日本でたぶん今唯一の女人禁制の場所です。
以前私も結界門の外側のすぐそばまで行きましたが、たぶん私の祖父が祈祷師だったのもあり、父の三回忌のタイミングだったのもあり、訪れる機会を頂きました。
11月という観光客もほとんどいない季節外れな時期でもあり、本当にその土地の神聖さに触れ感じ、それらを守ってる土地と土地の方たちにただ感謝を感じました。
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私はこれまで恵美子さんのおかげもあり、人がパワースポットと言う場所や、時には偶然に名もない場所でありながら神聖さを感じる色々な土地へおじゃまさせて頂いていますが、いつもその土地のスピリット(精霊)達に敬意を払うようにしてきました。
今回も夜明け前の神聖な時間に、
精霊達を驚かさないように、囁くように、
大きな声でおしゃべりをしないでねと、
毎回リトリートで大切な場所へ連れて行ってもらう時には、そんな風に教わります。
この日も、まだ暗いうちに日の出を見に向かう時に、
そんな風にそっと向かいました。
少しずつ、明けていく空を眺めながら、瞑想をし、
大いなる存在すべてや内へと繋がり、受け取るものへ耳を傾け、受け取る神聖な朝
その後の生まれ変わりの喜びの儀式
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これまで色々な土地へおじゃまさせて頂いて、なぜ旅の事を書けないのか
筆不精ではあるんですけど あまりにそこで神聖さ
を感じた事が、安易に伝えられなくて、そしてその土地へただ観光気分で行って欲しくなくて、穢れて欲しくなくて
それをうまく伝えられない戸惑いが、自分にあったからなのだと思い至りました。
でも、神聖な木や壁に訪れた証明を記すイタズラ書きなどを見ると、本当に悲しく思いながらも
それを言えないもどかしさ
でも、それを伝えなければ、気づけない人もいるのだなと思い、今回やはり書こうと思いました。
久高島に関わらず、神聖な場所をパワースポットと呼び、訪れる人がたくさんいらっしゃいます。
そこは訪れることは消して悪いわけではなく
パワーと呼ばれる何かを得ようとしたり、感じた事で自分に特別意識を持ったり、もちろんご利益という名の元に証明しようとする為に訪れたりする場所ではなくて
ただ、そこに存在する自然の美しさや意識に五感やハートを開いて意識にそっと合わせて感じるところだと思うのです
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海辺でクリスタルボウルと波の音のヒーリングタイム
祭壇を作ってみました
みんなで集めたリトリート参加者全員分のハート
久高島では久高島の貝殻ひとつ、浜の石ひとつにも神様が宿っているので、何一つ持ち出してはいけない決まりです。
写真だけそっと撮りました
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恵美子さんがあちこち私たちを案内してくれている中で、神聖な場所へ向かうも、
場所がわからなくなって迷っている時に、
偶然通りかかった島の女性の方に私が声を掛けたら、
その方は偶然にも恵美子さんが以前久高島へおじゃました時に
お世話になったユタさんでした。。・:*:`☆、。・:*:`★、
久高最後に訪れたのがフボー御嶽
フボー御嶽は拝所であり、島の人でも特別なときに、特別な人しか入れない場所
観光で訪れる私たちは男女を問わず、全面的に立ち入り禁止になっている場所です。
久高島へ到着した日に、波上宮のご奉納の為に、久高島の交流会館でお稽古されていらした、アマミ舞のみなさまと再会しました。
昨年船井フォーラムのオープニングと、富士の世界平和の祈りの祭典で、アマミ舞に私も一緒に参加させて頂いて以来だったので、鶴須賀先生やみなさんと久高島で再会できたことはとてもうれしかったです。
常にどこかで何かのために祈っている
アマミ舞の皆さんもノロの方たちもきっと一緒で
何かを力づくで変えようとしてではなく、
ただ地球が平和であるように願い
「地球やそこの土地やスピリット(精霊)へ、
何かのためにただ祈っている」ということ
もちろんなんの見返りもなく、ただ地球のために、
そうなるであろうと信じて、未来へ心を込めて。・:*:`☆、。・
アクセスコンシャスネスのギャリ―も、よく地球のことを言っています。
ひとりひとりが、自分でできることが、地球への貢献であると
今まで知らなくても、そういう人たちもいるのだと、
少しだけ知って欲しいなと思います。
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フボー御嶽に訪れた時も、一月前に訪れた時にはなかった縄が、入口に張られてあると、恵美子さんが本当に悲しんでいました。
たぶん、私たちがガーで見かけたように、心無い人たちが、御嶽(ウタキ)へ入ってしまったからでしょう。
私たちは入口の手前で恵美子さんのクリスタルボウルのご奉納と共に、参加者それぞれが祈り、あわの唄を舞いました。
フボー御嶽で全員の祈りが一つになってとどいた瞬間に、それまで曇っていたのに光が差し、私たちを光が包んでくれました
久高島や沖縄に限らず、これを読んで下さった方がもし
どこか旅などで訪れる場所があれば、そこの土地やそこの土地に住み守っている(スピリットも含めて)土地の方たちへも、みなさんにおじゃましますという気持ち、敬意を、心の中で構わないから伝えてくださいね~
どうぞ、神聖な場所へずかずかと入らないでください。
これを読んだ方は、他の方にもどうぞ伝えて欲しいです
そして、どうかこの美しい神の島が、地球が
いつまでも大切に守られていきますように
・拝所などの聖地は、古来より島の人々は勿論、琉球の人々が大切に守ってきました。
気軽に立ち入れない場所もありますので、訪れる際は良く確認してください。
・島から石や植物、動物等を持ち帰らないようにしください。その場所にあるのが一番(自然との共生)です。
・行事、神事の日はカミンチュ(神人)以外集落より北側には行けません。
観光のお客様も残念ですがご理解ください。
・島を美しく守るため、持ち込んだ「もの」(ゴミとなるもの)はお持ち帰りください。
・キャンプは指定の場所以外は厳禁です。良く確認してください。
・この島を自分の故郷だと思って美しい島にすることを心がけ、ごゆっくり休憩されて気持ちよくお帰りくださいますようお願いいたします。
皆の心がけで
久高島の魅力は守られています。
お問い合わせ先:
久高島振興会 098-835-8919
メーギ浜は海水浴場として整備されているそうなので、そちらのご利用を。
もし久高の話を聞きたい方は、久高のガイドさんにお願いするといいかもしれません
出会った沖縄すべての存在と皆さんへ
愛と感謝を込めて
Shining Dear。・:*:`☆、。・:*:`★、