新年になると毎年、自分自身で立ち返り確認すること…『何のために働くのか』。
菓子屋という職業に個人的には何の興味もなく、むしろこれにだけは絶対になりたくないと思っていた仕事…
その仕事に就いてもう22年。今は、菓子屋になれて良かったと思えてる。でも、変わらない考えは、『普通の菓子屋にはなりたくない!』『菓子屋の枠を超えて、菓子屋という職業を使って、更なる野望と志を成し遂げたい!』というもの。
祖父母が開業し、両親が守ってきた店を、俺自身のやりたいことやワガママを優先させることでなくしてはならない、両親をガッガリさせたくない、なんとか楽にしてあげたい、そんな想いが当時の自分の夢を封印し、菓子屋という職業に導いた。
だから、自分の新しい存在価値を見出したかっし、何か一旗も二旗も挙げてやるんだと思っていた。
当時から菓子屋の普通と言われる事柄を疑い、菓子屋の通例を良しとせずに、もっと違う価値とまだ誰も見出したことのない何かを創り出したかった。
そもそも、菓子屋の存在価値がよく分からなかった。だから、自分で決めてきた。
菓子屋は、菓子を作るだけ、売るだけじゃなく、お菓子の向こう側にある風景を創り出す仕事だと。
菓子創りは夢創り
という概念を掲げて、世の中にはまだなかった様々な企画イベントをしてきた。
その代表が夢ケーキ。まだまだ他にも色々あるんだけど…
自分の掲げた菓子屋の目的…
お菓子を通じて世界中の子どもたちに夢を与えること。
お菓子を通じて一人でも多くの人に幸せな時間を提供すること。
菓子屋が世界を変え、世界を救うようになれると信じてきた。
その価値を創り続けるためだけに。
当然自分一人ではできないことばかり。
もう今はいない婆ちゃんから、色々なことを教わった。
働くとは、傍を楽にすること。
自分のためではなく、誰かのためにがんばること。
目的と手段を決して間違わないこと。
だから、家族やスタッフや取引先様との価値観共有が必要不可欠で。
その中で、うまくいかないことだらけで、今もまだその渦中にいる。
でも、これまでのすべての出来事が自分にとって必要で必然的にベストタイミングで起こってきている。
目的を達成することを爆進しながら、手段につまずいてきた。たくさん。嫌というほどに。
その過程で、手段を間違えたり、手段が少なすぎて迷って何もしなかったり、手段がいつのまにか最大の目的になっていたり…
まだ正解が何なのかはわからない。
でも、最悪で最低で、腹わたが煮え繰り返りそうな出来事や出会いや自分自身に失望しシラケまくった時間のおかげで、たくさんの感情や知識、武器を手にすることができた。感謝することを学んだ。
また今年も、自分を信じて挑戦して行こうと思う。
誰でもない自分。
自分にしかできない価値の創造。
人生たった一度きり。
悔いなく生きたい。
気の合う仲間たちと楽しく笑いながら。
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