f福島県いわき市を視察して

こんにちは。古川伸一です。

甚大な津波被害にあった福島県いわき市に、６月３日（金）公明党議員団４人で視察に行ってきました。

元市議会議員の方の案内で、いわき駅から平薄磯、平豊間の沿岸部へと入って行くと、「前よりも少し片付いていますね」と言われていましたが、今もいたるところに瓦礫が残っていてました。

さらに、中ノ作漁港に行くと、漁船が転覆したままになっていました。

また、ここで加工業をされていた方の話を伺いましたが、「水産業再開の目処がたっていない」ということで、ここでも政府の対応の遅さを感じてきました。

被災した岩手、宮城、福島３県の漁業生産量の全国シェアは全体で１０%を超えます。今回の震災で水揚げや加工製造がストップしており、全国的な供給不足が懸念されています。水産業再生への課題はいろいろあると思いますが、地元では復興への道筋がきちんと見えるような２次補正予算の編成を求める声が強いです。