先日の月曜日、会社であるオッさんが突然
「鬼滅って初めて見たけど、見ると面白いのな。結局その後Netflixで全部見ちゃったよー」
と言いました(笑)
どうやら人気の映画だからと「無限列車編」だけを見て、すっかりハマってしまったようです。
全部って、日曜日だけで全部見たの?
一気に全部見たら10時間くらいかかるんじゃないの?
見過ぎじゃない?
子供じゃないんだから!
と、横で仕事をしながら呆れていると、周りのオッさん達が口々に
「コミックスは読んだか?」
「原作はもう終わってるんだよな?」
「全部で何巻あるんだっけ?」
「◯◯さん、全巻持ってるから借りたら?」
と返しているじゃないですか。
おいおい、みんな見てるのか…
すると、コミックスを読んでる途中と言う人が
「あれ、本当に終わってるの?まだまだ終わりそうにないと思わない?」
と言い、横の人が
「どこまで読んだ?鬼になっところまで行ってる?」
と言った途端、横で聞いていただけだったオッさんが突然叫びました。
「うわー!それ以上言うなー!自分は漫画を読まないでアニメを楽しみにしてるんだからー!」
やれやれ、です。
因みに、私はキャラの名前を知りたくてpixiv百科辞典を調べ、結末まで全て知ってしまった人間です。
私、そういうネタバレ全然平気な人間なんですよね
「鬼滅の刃」とは、弱虫の善逸の仇討ちの物語であり、野生児猪之助が人間として成長していく物語であり、優しいしのぶちゃんの殺意にドン引きする物語です。
私はもう、天元サマにキャーキャー言い、猗窩座に泣かされ不死川兄弟に泣かされ、伊黒と蜜璃ちゃんに涙する準備は出来ています(笑)
隠し(かくし)の後藤くんも活躍するんだよね?
いや、楽しみ楽しみ。
そういえば、姉も「鬼滅」にはまっていたんですよ。
去年、確か年末頃だったと思うんですが、電話でいきなり
「私、炭治郎のお母さんのモノマネできるよ」
とか言い出したんですよ。
え?お母さんのモノマネ?
あれのモノマネって、逆に難しくね?
姉は保育士なので、子供達と鬼滅ごっこでもしてるのかと思ったら
「子供となんかやるわけないじゃない!恥ずかしい」
とか言うじゃないですか!
え?じゃあどこでやってるの?
まさか、家で1人で…?
呆れる私の声も聞かず、唐突に姉は初めました。
「禰󠄀豆子、起きて禰󠄀豆子。お兄ちゃんを助けて。禰󠄀豆子なら出来るわ…」
って全然似てないやんけー!
つーか、1人でそんなことやって寂しくないの?
つーか、自分ヤバいと思わないの〜?
余談ですが、姉の推しは錆兎だそうです。
「だって、もう死んでるのに炭治郎を鍛えに来てくれたのよ〜!」
だそうです(笑)
で、昨日、会社に行くと営業の机の上に「鬼滅の刃」が全巻置いてありました。
結局借りたんか(笑)
その数時間後、また誰かが突然ネットニュースを見て
「おいっ!さいとうたかをが死んでしまったぞ!どうするんだよゴルゴ13は~!」
と叫びました。
途端に周囲の男たちが叫びます。
「嘘だろー?俺のバイブルがー!」
「出張の時に何を読めばいいんだー!」
「俺の憧れのデューク東郷がー!」
「いつか俺もチョー強いロシア人の嫁を貰うんだと心に誓ってたのにー!」
↑おい!もう女房も子供もいるだろう!
つーか、仕事をしろ仕事をーっ!
因みに「ゴルゴ13」はアシスタントさん達が引き継ぐ形で連載は続きます。
長期連載を持っている作家さんは大体チーム制なので、さいとう先生はもうずっと目しか描いていなかったそうです。
というのを、もう20年以上前に漫画家の先輩に聞いたのですが、それが本当なら問題なく続けることはできそうですね。
以上