昨日、掃除や洗濯をしながらロステレをざっと見ました。

男子は低調でしたね。
サマリンが4Lzをガッツリ跳んでいるのに264点台って低くね?と思ったら、彼はほぼLz
オンリーの人なんですね。

SPで4F挑んでコケていましたけど、4Tも4Sも入っていないのはビックリです。
こりゃ「ルッツはプレロテすれば簡単に跳べるジャンプだ」と言われるわけです。


だた、ルッツだけじゃ全然点数が上がらないのもわかりました。
そこは、他の4回転も習得すべしってところでしょうね。


で、ショーマが復活かと思ったら復活していませんでしたキョロキョロ

フランスが悪すぎたので、ランビをキスクラにつけて落ち着くかと思ったのですが、ジャンプは不安定なままで…。
連盟の人達、250点台で喜んでいちゃダメなんじゃないの?ショボーン

それなのに、なんつーかショーマ自身にあまり危機感を感じないというか、ランビをコーチにつけて(契約はまだだそうですが)ちょっとテンションが高くなっているというか…。

なんかすっかり明るくなっていたけど、全然ジャンプ戻ってないんだけどなぁ。


ちょっと、コーチに技術的な部分を求めていないなんて言っていたりするところが、パトリックを彷彿とさせちゃうんですよね。
パトリックも、スケートに絶対の自信があったのかダンスの専門家をコーチにつけて周囲を驚かせていましたよね?

そしてメンタルを随分支えてもらっていましたが、最終的にズエワコーチを頼ったりして結構迷走していました。


ランビはダンスのコーチよりはずっとスケートの専門家なんですから、自分の技術を見てもらうという気持じゃないとだめなんじゃないかなぁ。
コーチはただの癒しの道具じゃないんですから。

そんな仕事なら、プーさんで十分なんですから。


ショーマは最初から12月にピークを合わせていると言っていました。

先日「この時期に調子が上がっていない自分に慣れない」と言っていましたから、シーズン前半はあえて落としているのかな?と思っていたのですが、やはり意図的にピーク管理をするようになったのでしょう。

そこはコーチを離れ、トレーナーさんの指示に従っているということなのかもしれません。
きっと、次の全日本に全てを持ってくるつもりなんでしょうね。

結弦くんの復活、高橋大輔の引退興行。
どれをとっても自分が主役を奪われるのは目に見えていますから、全日本でこそ表彰台のてっぺんを狙いたいんでしょう。

だからと言ってわざとGPSで負けたわけではないでしょうが、これから急に追い込みをかけるというのも初めての方法でしょうから、トレーナーさんは怪我に気をつけてやって欲しいと思います。

今怪我したら、ショーマはさっとんのようには戻れないかもしれないんですから。


そのさっとん。
連戦の疲労からかジャンプに高さが出ずグサグサ刺さりまくっていましたが、「シンドラー」は本当にいいプロですよね?

腕の動き、身体の向き、全てに意思がある。

見ているだけで悲劇が伝わってくる。

良く「表現力がー!」と言って選手を叩く人がいますけど、さっとんの今の姿こそ「表現力」を体現していると私は思うのです。

ジャンプが低いのは簡単に改善出来ることではありませんが、少なくともそれ以外の部分では、さっとんは最高レベルの境地に到達していると感じています。


最高レベルといえば、メドべデワも凄かった!

私は、ロシアっ娘に関して
「13で頭角を現し15でピークを迎え17で失速が始まる」
と信じています。

メドべは今19歳。
もしかすると、クリケットに行かずロシアにとどまっていれば、メドべはもう選手として消えていたかもしれません。

今回も素晴らしい演技を見せてくれましたが、これは彼女の決断は間違っていなかったということなのではないでしょうか。


彼女の体型を見ると、15歳の女の子達と同じくらいに細く、厳しい節制をしているのがわかります。

彼女はビーガンのような食生活を送ってますよね?

そんなメドべを、私は人として尊敬しているのです。


ショーマなんて、お酒と肉とで最近マヨロフ味が増してきていますよね?(笑)
メドべのやっている節制をやれと言われても、きっとついていけないと思いますよ。


彼女は、平昌の時、ロシアの五輪出場を訴えてオリンピック委員会にスピーチをしに行きましたよね?

17歳の女の子が、自分の運命をかけて大人たちと対峙しに行動を起こしたのです。

彼女ほど「ティムシェル」を体現している人はいませんよ。

運命は、自分の力で掴みとるのだという強い意思。

ロシアにいたらもう先がない。
そんな自分の運命に抗うメドべを、演技が好きだとか嫌いだとか、そういった感情を一切抜きにして、私は「凄いな」と感服しているわけです。

さっとんもメドベデワも、なりたい自分を目指してギリギリまで努力をしていると思います。
そんな彼女たちが、ひとつでも多くの栄光を掴めるといいですね。



一部ではショーマがロステレで優勝したらファイナルに行けるだとか、大変甘い予想も出ていたみたいですが、私は8位の選手がファイナルに行けるとは思っていませんでした。

もちろん他の選手の成績もありますから絶対はありませんが、4位ー2位、もしくは5位ー1位が限界だと思います。

今のところ、男子で決まっているのはネイサンとサマリンだけです。
アリエフも24Pなのでこのまま決まりかもしれません。

結弦くんも固いでしょう。

ジェイソンとエイモズくんは、NHK杯で表彰台に乗れれば大丈夫だと思いますが、安定してるとは言えないところもあるのでこの辺りが不明です。

もしイグナトフくんが表彰台に乗ったら、ファイナル行っちゃうかもしれませんよ。

確かイグナトフくんは結弦くんリスペクトの選手ですよね?
そのせいかとってもジャンプが綺麗だったように思いました。


ロシアは女子がブイブイ言わせていますが、男子もそれなりに伸びてきているんですよね。

それなのに日本は、結弦くんとその他の選手の差がさらに開いてきたような気がして、ちょっとオリンピック大丈夫かな?と不安になっちゃいますよ。




ところで、ノブが訴えていたコーチは濱田コーチだったみたいですね。

あら、全然違ったわ、と思ったのですが、削除されちゃったので訂正もできません爆  笑

まあ、裁判がどうなるのかは見守るしかありませんが、コーチ達の権力争いもかなりなものがあるのは感じられますから、せめて子供たちに影響のないようにして欲しいですね。


以上