熊本の被災地で、GWの後半になってボランティアが激減しているという報道がありました。

番組では、GWで遠方から来ていた人達が帰ったからだろうと言っていましたが、そもそも遠方からのボランティアは宿泊施設不足などの問題から、あまり受付ていなかったハズです。

なので、これは多分、GWの最初にボランティアがたくさん来て、仕事を割り振ることができず帰ってもらったりしたことで
「行っても仕事はない」
という雰囲気になってしまったのではないかと思います。


遠隔地のボラさん達は、現地の募集要項が「県内の人のみ」となっているので、しばらくは静観の構えでいます。

もちろん、ワゴン車に寝袋積んで行ってる人達もいますが、数はそんなに多くはないはずです。


宿泊や交通のことを考えると、混んでいる時期に遠方の人間が押しかけるのは、かえって迷惑になることがわかっているからです。


最初の頃にニーズが少ないのは、多分、被災地の方々がボランティア慣れしていないからではないでしょうか。


今回は、水害ではなく地震なので、日常生活の場所がそのまま被害にあいました。

残っているのも日常そのままです。

それは見られたくない部分もあるでしょう。



なので、ボランティアを呼ぶ前に自分達で少し片付けようとする方々もいるようですし、ボランティアを呼ぶにはどうすればいいのかもわからない場合もあったと思います。


なので、口コミなどで広まってニーズが増えるのはむしろこれからかも知れません。



ボランティアに対し
「本当に来てくれたんだ」
と驚いている方がニュースに流れていましたが、それがボランティアに出来る仕事であれば、ボランティアは派遣されると思います。

なので、片付けなどの、簡単だけど時間がかかる仕事は是非ボランティアセンターに依頼してみて欲しいと思います。

家財道具の片付けはそろそろ終わりかも知れませんが、これからは引っ越しのお手伝いもあると思いますので、ボランティアはまだまだ必要なのです。

日帰りできる近県の方は、ぜひ手伝いに行ってあげて欲しいと思います。





先日、私が週末仙台の列に並んだり(笑)アイスショーに行ったりしている時、友人はまた福島のボランティアに行っていました。

熊本の地震以降、東北のボラもかなり減ってきているようで、次々と解除される避難準備地域の方々の引っ越しのお手伝いなどの手が足りなくなっているようです。


友人は、5年ぶりに入れた場所での片付けをしてきたそうですが、なにせ5年間放置された場所ですので、大変な作業だったそうです。


先日、主催の方のHPに「タケノコ取り」だの「わらび取り」というボラが載っていました。

人手が足りなくなり、牧草地の管理に手が回らなくなってきているそうなんですが、わらびは牛にとって有害なのだということを私も初めて知りました。

竹は放置して育ってしまうと後から切るのが大変ですから、タケノコのうちにやっつけてしまうのがベストなのでしょう。

タケノコ取りだのわらび取りだの、まるで行楽行事のようですが、やらなきゃそこは荒れるだけなので、人が減った地域ではそんな支援もあるというわけです。


なので、私達は、こちらのお手伝いで頑張りたいと思います。




そうそう、私達が植えた桜が花をつけるのは2~3年後と聞いていたのですが、4月にもう花をつけていたそうです。

友人が撮ってきてくれました。



あの時はフラフラになりましたが、今2700本だそうなので、冬にまた植樹があるそうです。
目指せ3千本というわけです(笑)


はっきり言って、緑の手なんて全く通用しない、頑健な足腰が必要なお手伝いですが、10年後の福島に、少しでも笑顔が戻っていればいいな~と、そんな気持ちで頑張りたいと思います。

あ、フィギュアの試合と重ならなければ、ですけどね?(笑)



ところで、ふざけた話ばかり書いているのでボラの仲間には内緒にしていたのですが、同じボラチームの方にここがバレてしまったそうです号泣


というわけで、Wさん、他の方には内緒にして下さい。

ここは、私を知っている人はカキコミも禁止なんですよ~!きゃはっあせ