放課後。。。
あたしは、美鈴が親友に戻ろうって言ってくれるのを本気で期待した
でも、美鈴はその期待を見事に裏切った
「どーしたの?」
「うざい」
え?
今、『うざい』って言った?
「メール送ってくるとか本当にうざい。もう送ってこないで」
「あたしは別に。。。」
「ありさが誰と付き合おうがあたしは興味ないから」
そう言って、美鈴は行ってしまった
変わった
前までの美鈴は、女の子のお手本みたいにすっごく女の子らしかった
でも、今はその時の真反対の性格になってしまった
あたしが親友として本気で美鈴の恋を応援してあげられなかったから?
それとも、あたしたちは元から相性が良くなかったからなの?
「近藤ー」
誰かがあたしを呼んだ
声がする方を向いたら、そこにいたのは
「風真、どーしたの?」
「一緒に帰るって約束したじゃん。だから迎えに来た」
キュン。。。
何今の
一瞬だったけど、心臓が熱くなった
「うん。。。ちょっと待ってて」
「おう」
あたしは、急いで教室に戻った
理由は、風真を待たせるのが申し訳なかったから。では無く、
早くあの場から立ち去りたかったから。である
だって、自分の顔がトマトみたいに真っ赤だったってことに気づいていたから
あの顔を風真に見られたらなんて言われることか。。。
「お待たせー」
「おう」
あたしと風真はその日の帰り道、一言も会話を交わすことがなかった
あたしは、何か共通の話題を頭の中で考えながら歩いていたが、結局家の前に着いても一個も考え付かなかった
「じゃーな」
「うん。バイバイ」
唯一、喋ったのが最後のこの一言だけ
でも、なぜかそれだけで胸がドキドキした
この気持ちってなに?
~つづく
第十話は、明日更新しまーす
ばいちゃー