日曜日

昨日から病院に行こうとずっと旦那に話していた

旦那は昨日はまだ起き上がれていたけど今日は布団に入ったまま体を横にするのが精一杯だ

足が痺れて動けなくなっている

どうしても仕上げないといけない書類があるようだ

指も動かないから代わりにパソコン入力をしてくれと頼まれた

朝早くから旦那の仕事を手伝った

旦那にパソコンの画面が見えるように低いテーブルにパソコンを置いて指示のまま入力したり取引先にメールしたりした。

この時手伝ったおかげで亡くなった後に旦那しか知らない仕事のことを聞かれてもだいたいのファイルの保存場所がわかって助かった


午前中いっぱい2人で仕事をして疲れたので旦那の横で一緒に寝た

旦那と一緒に寝れた最後となった

ふと気づくと旦那は腕枕をしてくれていた

私は昼寝をしたくないタイプなのでそろそろ起きると言ったら旦那はもう少しこのままでいてと言った

今思えばかけがえのない時間

最後にこんな時間を過ごせたのは少しだけ幸せだ

昨日救急車を呼んでいたらこんな時間は過ごせなかった

呼ばなくてよかった


仕事はもう少し残っていた

それほど急ぎではないようだ

私は一旦病院行って退院してからやればいいんじゃないのと言った

14時過ぎまで旦那は寝ていた

旦那は病院に行くのを嫌がっていた

何人かにLINEで相談した

救急車を呼んだ方がいいという意見だ

15時に救急車を呼んだ


本当にこれでよかったのか

それとも自宅で過ごせるギリギリのところだったのか

今でもわからない