本来なら抗がん剤治療keynote407の7クール目になるが骨髄機能の回復低下で続行不可能となる

keynote407は、キイトルーダとアブラキサンとカルボプラチンを3週間間隔で点滴投与(アブラキサンは毎週)する化学療法のことらしい

前回の診察の時にカルボプラチンの副作用で血が薄くなってると言われカルボプラチンは続けるのは難しいと言われていた

私は今日病院の付き添いはできなかったので中止したことは後から知った

カルボプラチンを中止してから急速に状態が悪くなっていった

まず食欲が落ちた

高熱が出るようになった

でもこの日から1週間はまだまだ元気だった

ご飯も美味しいものは食べていた

夜はよくお寿司や美味しいものを食べに行っていた

朝ごはんの量は減った

味噌汁は飲まなくなった

天ぷらは食べていた

時々自分で焼き鳥を買って食べていたりした

ミカンを毎日買うように頼まれていた

でもいつも食べずに腐らせた

それなのに毎日ミカンを買ってきてと言う

ミカンではなくデコポンを買っていったら美味しいので食べるようになった

旦那にとってはデコポンがミカンだったんだろうか


倉田真由美のご主人が亡くなったと知った

毎回記事を読んでいたので日に日に体調が悪くなっていく様子を見ていた

癌の最後は坂道を転がるように悪くなっていくとチラッと目にした

まさにその通りだったんだろう

あんなに元気そうだったのに

だからまだまだ生きているような気がしていた

覚悟はしていても突然だったに違いない

旦那もこの後同じ道を辿るとはこの時は夢にも思わなかった