腰椎転移がわかりこれまでの免疫チェックポイント阻害薬単剤の治療から殺細胞抗がん剤のカルボプラチンとアブラキサン2剤を追加した3剤治療に変わった。

10/14が第1回目の治療。

10/31 2回目

11/21 3回目

12/12 4回目

とこの間4回治療を行っている。


旦那は扁平上皮癌なので遺伝子変異から使える分子標的薬はあまり可能性はなかったようで従来型の殺細胞抗がん剤になった。

最近になって最初の診察の時に録音した主治医の説明を改めて聞いた。

やはりタバコが原因の扁平上皮癌で分子標的薬が使える遺伝子変異が見つかるのはまれらしく、そのかわり免疫チェックポイント阻害薬に対応するPDL1が比較的高く出ることが多いと最初から説明していた。

その頃は癌治療の知識もなく何を言ってるのかわからなかったが、何となくネットの書き込みなどを読んでそうなんだろうと思っていた。

PDL1が高発現だったのできっと旦那は運がいいんだと思ってたけど何のことはないよくあることだったのだ。

今さらながらがっかりすると同時に免疫チェックポイント阻害薬を使った免疫療法が効果なかったのならもう死はそこまで迫っていたのだと実感した。

旦那はその頃年内しか持たないとよく言っていた。

11/3から毎日書き始めた日記には旦那のため息が多いと書かれている。

その頃からほんとは旦那は死を意識してたんだろう。

寄り添えなかったな。

もう戻れないけど。