退院後の診察日
10/3〜10/14まで入院
10/16〜10/18の3日間腰の放射線治療
その結果を踏まえての診察だった。
家族ぐるみでお世話になっている私の会社の上司も主治医に一言言いたいと同行した。
旦那の癌がわかってからちゃんと日記をつけていればよかったと思う。
病院からは毎日の変化を記録できるノートとか、エンディングノートのようなものももらっていたけどつけていなかった。
この時の課題は腰の痛みと、セカンドオピニオンだ。
10/16に受けた宇都宮のクリニックのオンラインセカンドオピニオンを踏まえての診察だった。
私が知りたかったのはまずは検査をと言われたメチオニンPETがやる価値があるかどうか。
会社の上司は旦那の腰椎への転移を主治医が見逃したことをやや強めに非難した。
これに対して主治医はかなり怒りをあらわにした。
医者はだいたいの人は冷静だと思っていたけどかなり感情的に思えた。
後で知ったが主治医はこのクリニックの系列病院でトップの偉い先生だった。
経歴はがんセンターを経てきている。
そのような人物なのに体が震えるほど怒りの感情を出していた。
上司はなぜ抗がん剤をもっと早くやらなかったのかというように伝わってしまっていた。
殺細胞型の抗がん剤を拒否したのは私と旦那だ。
主治医からは初診から提案されていた。
旦那は上司に対して後で怒っていた。
私は努めて冷静にこれまでの経緯からセカンドオピニオンも検討したいことを話した。
それも旦那からしたらまわりくどい説明に思えたのか不機嫌だった。
一番大切だったはずの診察だったのに不毛になってしまった。