前回帰省のためにスキップしたので9回目のキイトルーダ投与
この日は私は仕事が忙しかったのか付き添いはできなかった。
いつも仕事を中抜けして病院に付き添いしていた。
通院は午後からなので時々そのまま早退したり、そのまま在宅ワークしたりしていた。
旦那はこの前の看護師のお姉さんとの会話を踏まえて主治医に検査のお願いをしたようだ。
旦那は1人で診察を受ける日の方が主治医とよく話しているようだ。
9/13にMRIの検査を受けることになった。
より詳しく検査したいからということだろう。
旦那は肺癌がわかってから病気のことは自分で調べたりは一切しなかった。
知りたくなかったからだろう。
それに知るのを怖いというのもあったと思う。
でもいろんな身辺整理は着々としていた。
肺癌とわかった時も家に帰って真っ先に終活と言って机回りの整理をしていた。
それからも物置部屋の片づけをしたり、気になっていた家のことをいろいろしていた。
ネットで癌は幸せな病気という記事を時々目にする。
突然死と違って時間に猶予があるからいろいろ準備できるからということだ。
でも幸せとは思えない。
ジワジワと死が迫る恐怖は耐えがたい。
旦那は何を思って整理してたんだろう。
諦観か。
私は、必ず旦那は生き延びる、それだけを思って過ごしていた。