今年の3月に旦那が亡くなってからしばらくは思い出したように泣いて時間を戻したいと言っていた。
時間を戻すとしたらいつからだろう。
今は急激に悪くなった3月の頭からやり直したいと思う。
それはやっぱり治療だ。
主治医からは自宅酸素と最終手段としてステロイドがあると言われていた。
最後の抗がん剤治療をした3月5日に旦那と2人で病院に行った。
翌日から2日間輸血をすることになっていた。
私が主治医に自宅酸素とステロイドのことを聞いた。
その時旦那は自宅酸素はまだいいと断った。
主治医も輸血をして様子を見て自宅酸素は決めましょうと言った。
ステロイドはまだ旦那はステロイドをやる段階にないときっぱり言われた。
病院から帰る途中に旦那は変なこと聞くなと怒った。
その時はそうかと思ったけどやっぱり酸素は使わなくても手配してもらえばよかった。
翌週12日は介護保険の人がトイレ改修の下見に来た。
ついでに介護ベッドの手配も頼もうと思った。
旦那に話したらやっぱり怒った。
介護ベッドはいいと拒否した。
でもやっぱりこの時強引に介護ベッドを頼めばよかった。
そしたらいろいろと違ったと思う。
でも時間は戻らない。
わかっている。
どうせ戻すならもっと前から戻さないと意味がない。
悲しみと後悔の両方が辛い。