2023年1月7日

いつもと違ってどこか不安げな声の旦那

毎週土曜日は休日出勤している私に今日は仕事か?と聞いてきた。


昨日の救急病院で肺に腫瘤があると言われたようだ。

今日は系列のクリニックでCT検査を受けるようになったとのこと。

旦那の様子から深刻さを感じ、今日は全ての予定を変更して旦那の検査に付き添うことにした。


腫瘤とは腫瘍のことなのか?と疑問に思いながら旦那の検査が終わるのを待った。

診察は私も一緒に受けた方がいいか旦那に聞いたら1人でいいはずと言う。

旦那は診察室に1人で入って行った。


おそらくこの時にほぼ肺がんは間違いない診断を受けていると思うけど1月10日に胃カメラと16日にPET検査を受けることが決まった。


診察が終わり2人で病院の階段を降りる時、旦那は涙ぐんでいた。

私は治療費の心配をしていたので数年前にがん保険に入っていてよかったと思って、よかったあ、保険入っててと旦那に言ったら旦那は悪く受け取ったようだ。

そうじゃないよと言い返した。

旦那が涙ぐむほどショックを受けた気持ちはわかっていたけど努めて深刻にならないようにした。


病院から帰る途中にもう食べられないかもしれないから焼肉食べようと旦那に提案して焼肉屋に入った。

焼肉大好きな旦那だが元気がなかった。


家に帰ったら終活と言って大切にしてきた仕事関係の資料を旦那は片づけ出した。