「男は仕事、女は家事・育児」一昔前の日本ではこんな考えがありました。しかし、今こうした考えが急速に古いものになりつつあり、家事や子育てに積極的な男性が増えてきています。みなさんは、どうお考えですか?


妻が病気になったらどうするの?

日本には「男子厨房に入るべからず」という言葉があり、男性が家事に手出し・口出ししてはいけないと長らく言われてきました。しかし近年の核家族化・夫婦共働き化を背景に、「家事・育児は夫婦で分担すべきだ」という風潮が高まってきています。

ただ、今のパパ世代の多くは、時代の急な流れに付いて行けていません。

なぜなら、専業主婦が主流の時代に幼児期を過ごし、父親が家事をしない家庭や社会の中で育ってきたからです。「パパもがんばるぞ!」と勇んでみたものの、料理は下手、洗濯物はしまう場所がわからないなど手こずってしまい、妻をイライラさせてしまう新米パパは多いと聞きます。

「俺って役立たずなのでは……」と、そこで諦めてはいけません。

妻が病気で伏せってしまったり、妻が仕事や私用でどうしても家を空けないといけなくなったりしたとき、父親であるあなたが家事・育児を切り盛りしないといけないからです。