新型コロナウィルス感染拡大が各地で広がり続け、『3回目の緊急事態宣言』が6都府県にだされました。今日も東京では、感染者が1,010人と4日ぶりに1,000人を超え若年層の感染も多くみられています。高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種が始まったことを利用した詐欺も増えているようで、このような全世界の危機を利用してお金をだまし取ろうという人がいることが信じられません!基本的な事ですが、1人1人が手洗いやマスクで感染予防をすることや外出を控えるなどまだまだ注意が必要な我慢の時期です。

 

今回は、幕を作成するときの画像の『解像度』についてお話していきたいと思います。

幕を制作するときに、文字だけではなく画像を入れることがあるかと思います、JPEFやTIFFなどの画像データは「ドット(ピクセル)」と呼ばれる小さな点が集まって構成されておりその点の数(密度)を示すものを「画像解像度」と言います。

その単位として使われるのがdpiで、印刷物の鮮明さを表す単位dots  pur  inch】の略です。1インチ(約2.54cm)の幅にどれだけ「ドット」が含まれているかを表しています。例えば、100dpiなら1インチ(約2,54cm)の幅に100個の小さな点を並べて表現し、数字が大きくなるほど画像が鮮明に表現されることになります。

商品によって最低限必要な解像度は異なり、ポンジトロマット素材(のぼり旗)に必要な解像度は100dpiです。簡単な文字やロゴ、イラストなどの端的なパターンで原寸大の原稿であれば、それほど高いdpiでなくても問題ありません。

ターポリン素材(横断幕、バナー)に必要な解像度は150~200dpiとなります。生地への印刷の場合は、画像の再現に限度があるため150~300dpiでは、さほど差が出ません。

数字が大きくなるとその分データも多くなるということであまりにも大きなデータだと印刷機にエラーが出てしまって印刷ができないというトラブルも起こることがあります。高ければ高いほど良いということではないので難しいところですね。

解像度が高いとくっきり美しく印刷され、逆に解像度が低いとぼやけたりドットが目立って粗い画像が印刷されます。パソコンの画面で見ている分にはきれいな画像であっても実際に印刷してみると解像度が低い場合は画像の悪さが目立ったり、モザイク状になることもあります。

その点を踏まえて、適したものを選ぶとよいでしょう。

 

「手持ちの画像を○○cmに印刷した時の解像度は何dpi相当になるのか?」というのが気になると思いますので、下に計算方法を載せておきたいと思います。

解像度=画像サイズ÷印刷サイズ(cm)×2.54

のぼりや横断幕、バナーを作成するときに是非参考にしてみてください。

 

次回は、のぼりの集客効果を高める設置方法について書いていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

弊社MAKUBEST(マクベスト)サイトでも様々な出力制作が可能です。

是非一度見に来てください^^