採集に行ってきました。
と言っても、みんなが羨むようなオオクワとか高地性の種とかではなくて近場の普通種ですけど。
ポイント自体は何年ぶりとかのレベルでしたけど林はそのまま残っていましたし、事前に下見して


朽ちた切り株からカブト幼虫の糞が出てきたのでカブトの存在は確認できたも同然。ただ、クヌギやコナラはあっても電柱みたいなのばかりで樹液は確認できず。
ということで、こんな状況でならバナナトラップが有効と判断してバナナトラップを設置しました。
その結果は…


大当りでした。周囲にも匂いにつられたカブトがチラホラと見られて久しぶりにテンション上がりました!


今回は3ヶ所設置したのですが、大当りは1ヶ所だけで上の画像の1ペアだけしか来てないのと完全に0だったのもあって設置場所も工夫しないと結果が出ない事がわかりました。
簡単に言うと、カブトは飛ぶのが下手なのでなるべく開けたスペースのある木に設置しないとトラップに辿り着けないようです。今回は私が林内に入るのが面倒だったので設置・回収が楽な場所を優先したのが結果に大きな差ができた理由だと思います。
とりあえず、カブト2ペアとノコ1ペアを持ち帰って今回は終了しました。自分で飼育する分だけで充分ですからこのポイントでの採集は今回で終わりだと思います。
最後に、バナナトラップは樹液が出ている場所ではほぼ意味はありません。たまに樹液の匂いがわかるレベルのポイントでの設置を見たりしますけど、案の定コクワすら付いてないです。
自分で設置したトラップは自分で持ち帰って廃棄しましょう。放置されたトラップは採集地の雰囲気を壊すだけではなく、スズメバチが来たりして気付かずに近付いた通行人が大変な事態になる可能性もあります。
他人の設置したトラップで横取り的な行為も慎みましょう。
何か小言で締めてしまいましたけど、実際に採集に行くと嘆かわしい事態を見る事が多くて…