まさしくその表現がピッタリなのがこのタランドゥスオオツヤクワガタ(コンゴ産 F2 80㎜)です。



前の記事にあったような経緯でとりあえず勝手にブリードして、後はどうなる事やらという気もしますが頑張ってみましょう。
幼虫期間も半年ほどで羽化後3ヶ月もすれば繁殖可能になるのでサイクルも比較的早くて面白いクワガタですしね。
昔は1ペア数十万円とかしていたのですが
、某業者の大量輸入と飼育法の確立によってみるみるうちに価格が下がっていったのはアンテバブル経験者としては「時代は繰り返すんだなぁ…」という複雑な思いを抱かずにはいられませんでした。まぁ、私はこの種に関してはじっくり様子を見てかなり安くなってから買いましたけどね。


♀も♂に負けないくらいテカテカです。大アゴはニッパーのように鋭く真っ直ぐ伸びていて産卵時に産卵木に坑道を掘るために特化したのがよくわかります。ちなみに♂も♀も大アゴの力は半端ではなく、挟まれると声も出せないくらい痛いです(笑)
飼育はやや特殊な点が多くてコストパフォーマンスが悪いのが難点ですが、飼育者の技術がサイズに反映されやすいやりがいのある虫だと思います。


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