タイの挨拶で始まる通りのクルビデンス(タイ ドイサケット産 WF1 72㎜)の登場です。



タイ産の特徴とも言える大顎の湾曲が良く出ていて良い個体だと思います。前回登場した「ヒマラヤ系」のブータン産とは対照的な感じのタイ産は「インドシナ系」と言われています。
昔はタイやラオス産のクルビやアンテは大量に安価で輸入されていた経緯もあって「インドなどのレア産地を買えない人が仕方なく買う」という扱いでしたが、現在はタイ産は比較的安定した入荷はありますが以前よりは数は少なくやや高くなっていますし、ラオス産に至っては全くと言って良いほど入荷が無くなってある意味ヒマラヤ系よりもレアな存在になっている気がします。
ちょっと脱線すると昔はタイとラオスのクルビはまともに見ようとする人が少なかったせいか両産地とも全く同じタイプだと思われていたようですが、私みたいなひねくれ者はしっかりと両産地の違いを見抜いていましたけど、最近入荷したラオス産はタイ産と変わり無い個体だったのがちょっと不思議でした。それをここで語ると次の産地でのネタが無くなるので割愛します(笑)
小難しい話はここまでにしておいて、タイ産は体幅があり、探せば大顎の太い個体もいるので現在の流行りに沿った楽しみができるクルビです。もう少し評価されても良いと思います。




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