シーズン間際なので少々虫を仕入れたのですが、オオクワを検品したらどう見てもいわゆる「極太オオクワ」でした。太い大アゴ基部や張り出しと先端の強い曲がりはまず間違いありません。
私は興味が無いだけですが極太オオクワの世界を否定はしませんし、品種化させた時間と努力は並大抵のものではないと思いますから結構評価しています。しかし、色んな意味で別次元だった極太系が一般ルート(今回仕入れたのは昆虫専門業者ではありません)に出てしまっている事にちょっと複雑な心境です…
加熱したブームも終わってしまうと良いも悪いも無く十把一絡げな扱いをされるのは何度見ても寂しいですね。逆に考えれば欲しいものが安く買えるチャンスでもありますけど。
マニアックな余談として、今回は極太系の♀をじっくり見る初めての機会でしたが、やっぱり♀もちょっと違いますね。上手く言えないのですが、光沢とか体型とかが微妙に違う気がします。