「この情報は關係ありません。」 | 到達不能極からの發信

到達不能極からの發信

到達不能極から、嶋佐がお傳へします。
日日、健康に、樂しく、そして幸せになる爲に。
舊大阪テレビタレントビユーロー(ttb)のタレントさんを
應援してゐます。

時は平成5年頃、

私はある番組を見てゐた。

 

「クイズ世界はSHOW by シヨーバイ!!」である。

 

學校から歸つた私は、直ぐにテレビを點けた。

讀賣テレビでは16時からアニメ、17時からはバラエテイ番組の再放送があつた。

 

今ではなくなつてしまつたが、

當時はどこの局も再放送ばかりだつたのである。

 

逸見政孝氏と渡邊正行氏が司會を務め、

1時間ずつと見てゐた事を今でも覺えてゐる。

 

ある時、字幕が出た。

プレゼントの案內である。

郵便番號、テレビ局の住所、等。

その字幕の上に、ある字幕が出たのである。

 

「この情報は關係ありません。」

 

私は、「應募の期限はたうの昔に過ぎたからだな。」と思つたと

同時に、「『關係ありません』とは、冷たいし、變な言ひ方だな。」とも思つた。

 

 

 

時は過ぎ、平成11年頃からインターネツトが普及した。

平成20年頃だつたかな、ドラマの再放送で、字幕が出た。

公式ホームページの案內である。

また同時に、

「このホームページは終了しております。」

 

と出たのである。

これなら、分かりやすい。

「プレゼントの應募期間は終了してゐます。」

でもいいのにな。

 

 

 

「この情報は關係ありません。」

今でも記憶に殘る言葉であり、字幕である。