天氣の境目大雨が降つた。 車の運轉中である。 走つてゐると、雨が車を叩く。 「何時止むのか」と思ひつつ、走る。 國道の坂道を上つたとき、 何故か、雨が弱まつてきた。 そこから先、地面は濡れてゐなかつた。 雨が降つた痕はない。 道が乾いてゐる。 雨と曇りの境目を通り拔けた、といふことなのだ。