これからしばらくの間、ようやく休みになる事が決まってから、
休みの初日は何もしないで過ごすぞ!と計画を立てていた。
何もせずにボーッと過ごす…
そんな時間すら皆無だったからだ。
で、当日朝、読む時間がなかった本とノート、筆記用具、トラベルギターを持ち、放浪しだす。
かなり重い荷物になってしまう。
はたから見たら、ネカフェ難民である。
後でギターは持って行く必要が無かったな、とちょっと後悔…
公園で携帯YouTubeで好きな曲をかけてぼんやりする。
寝てしまった。
(結構寒かったのだが…)
その後は違う場所に移ってぼんやり過ごす事を考えていた。
場所を移す。
~
うちの通勤途中に"空間スペース"なるものがオープンしていた。
簡単に言えば、パソコンも何もないネカフェだ。
本当にパソコンもテレビもゲームもマンガもなく
部屋にデスクライトがあるだけ。
(食べ物関係は持ち込みOK。)
一人になって集中して、物事や何やら書いたり、自習したり
地方から来て、行くあてがなく、ちょっとした宿泊先として使うなど、
そういった目的でご自由にどうぞ、といった場所だ。
しかもオープンして間もない為、12時間、何と500円!
これは自分にちょうどいい!
ネットは携帯あるから全然大丈夫だし。
そんなわけで予約し中に入る。
最初に入った部屋は窓もなく、狭く、
下手したら刑務所みたいになってしまいかねない場所だったので
後に窓際の部屋に変えてもらう。
窓を開けると、とても心地よい。
本当に何もせずにぼんやりとして、時々寝て、本読んで物書いてジジ臭く過ごす。
以前も借りて読み切れなかったロバート・ハリスの本をようやく読めた。
夢中になって読み、かなり話が進んだ。
もうすぐ読み切れる。
読んでいる間は文章の中の世界に浸り、自分の中であれこれ想像したりするのだが、
今回読んだ本はギリシャ、アテネ、エーゲ海などを旅して廻った記録。
知らない事があまりに多く、自分の知識の無さ、想像力の貧困さに歯がゆく、悔しい思いをする。
そんな知識があったら、もっと楽しめたと思うとなおさらである。
でも面白かったし、読み終えた後は多少は知識が増えているだろう。
もう一度読んだら、最初読んだ時には浮かばなかった風景も見えてくるはずだ。
12時間が経とうとしている。大変、有意義な時間を過ごせた。
これに味をしめて、また入り浸る事は間違いない。
夜、リハーサル。スタジオを間違える。
こんなところまでジジ臭くなったか。
