生誕140年YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界 | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

東京都庭園美術館にて開催中(8月25日日曜まで)の竹久夢二の絵画展に行ってきました。


明治17年に生まれ昭和9年にお亡くなりになる

まで、明治・大正・昭和とまさに駆け抜けた

芸術家・竹久夢二。

夢二式美人画と言われ当時流行ったが、

晩年は念願だった外遊により吸収した

洋式画風もあり進化していく





大正の浮世絵師と呼ばれていたそうだが

なんとなく身近にみたことあるというか

初期は私の好みでなく、

なんだろなって感じがしてた。

庭園ではコンサートも始まり、

体調もここんとこ優れないので

もう途中で帰ろうかと思ったけど、

晩年に近づくにつれ

ガラリと変わる。

恐らく初期はコマ絵の作品が多くて、

線が朴訥というか、

語弊をまねくが蛭子能収さんのタッチに

(あくまで線だけの話です)似ていて

見たことありますな、という連続でした。


しかし、実はその朴訥な中に

繊細な表情や変化が描かれていることに

後半私はようやく気付いていきました。

やはり来てよかった。








気になったのは、東京都庭園美術館の

ここは広間でした、ここは書斎でしたとかの

建物自体の主張が強いこと。邪魔でした。

チケット売り場から本館までも遠くて

その割に案内がないから、

なかなか不親切な方に入る美術館だと

思います。