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【会員制コラム:ブロックチェーン時代の将来像】

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※WP一部更新☆彡

【ブロックチェーン時代の将来像】
 

ブロックチェーンはすべてを変える可能性の具体的な例をみましょう★

 

1.ブロックチェーンが産業、企業、個人のすべてに大変なインパクトを与えると考えられている理由には、大きく次の4つが考えられます。

 

インターネットではデータを改ざんされるリスクが常にありますが、それがほぼなくなります。

何十万、何百万という数の公開台帳にすべての取引情報をつなげて記録していきますので、その全部を改ざんすることがほぼできません

結果として、これまで心配で使えなかった秘密性の高い情報でも気にせずやりとりできるようになります。

 

また、相手側がこちらをだますのではないか、という心配もなくなります。ヤフオク、イーベイなどで過去の売買履歴と評価を元に、物を買ったり売ったりした方も多いと思いますが、取引時の不安がほぼなくなります。

 

 

2.決済コストが極めて低く、従来の1/10~1/100になりますので、数十円を送金したり、

気にいったアーティストに支払ったりすることができるようになりました。出稼ぎで稼いだなけなしのお金から大きく手数料を取られて目減りするということもなくなります。

 

 

3..全自動で情報のやりとりと支払いをすませることのできる「スマートコントラクト」を使うことができるようになります

企業が顧客に対して納品する際も、自動で納品・検品・検収・支払いが済まされます。

紙の書類がなくなり、人手がいらず、処理も瞬時なので、企業活動の生産性が圧倒的に上がります

 

 

4.ブロックチェーンにより、自律分散型で安定したシステム構築、運用ができるようになります。

これまで、企業では、集中してデータ管理、決済処理をしていますので、その1カ所がたまたま、あるいは負荷が大きすぎたり悪意の攻撃をされたりしてダウンすると、すべてのシステムが止まってしまいます。そういう心配がほぼすべてなくなります。

 

→政治、経済、企業、組織運営、個別サービスなどすべての分野で、データ改ざんへの不安、高い決済コスト、処理速度、システム構築の大変さなどからできなかったことがブロックチェーンによりできるようになります。

 

ほぼ100%他人・他社を信用し行動できるようになり、個人情報漏洩の心配がなくなることで、サービスへの信用が上がり、行動上の束縛、意味のない躊躇もなくなっていきます。

 

 

<産業構造が変わる>

最たるものは、金融業界でしょう。中央集権型の最たる、銀行、証券、保険などが大きく変わっていきます。

 

銀行は小口金融、インターネット金融、P2P金融などが増え、膨大な人数を間接人員として抱えていることが不可能になっていきます。企業がブロックチェーンによって透明性を担保すれば、必要な融資を銀行とその審査部門の力を借りることなく、集めることができるようになります。

 

ブロックチェーンにより、証券、上場、上場審査、会計報告などの実態が大きく変わり、それに関わる産業がすべて激動を迎えます。

 

商社業界も大きく変わります。これまで果たしていた金融、仲介、物流、保険機能のかなりがブロックチェーンによって置き換わっていくからです。

 

音楽業界も変わります。ソニーミュージックやAVEXなどの大手も、アーティストとファンが直接つながり、楽曲を聴き、支払いも個別にできるようになるので、発掘、育成機能以外、大きく変わらざるを得ません

 

 

例1.Uberの場合

Uberの場合、車を提供したいドライバーと、車を利用したい顧客がそれぞれスマートコントラクトを用意すれば、Uberという中央集権型でかつ大きな手数料を取る存在が不要になります。

 

その手数料が莫大であるため、車を持たず、運転手を雇用しないマーケットプレイスであるUberが時価総額6兆円にも評価されています。

 

ただし、実質的に運転手を雇用しているのでは、ということですでに問題視され始めています。

 

 

例2.Airbnbの場合

AirBnBの場合、部屋を貸したい貸し主と、借りたい借り主がそれぞれスマートコントラクトを用意すれば、AirBnBという中央集権型でかつ大きな手数料を取る存在が不要になります。

 

 

その手数料が莫大であるため、不動産を持たないAirBnBが時価総額3兆円にも評価されていることになります。

 

これは本来、貸し主がもっと受け取れるはずであり、借り主ももっと安く借りることができるはずのものです。

 

 

例3.AppStoreの場合

App Storeの場合、アプリの開発企業とユーザーの両方がスマートコントラクトを用意すれば、Appleを通さずにアプリのダウンロードができ、30%もの手数料を払わずにすみます。

AppleもGoogleも、またFacebookもアプリ代金の30%をプラットフォーム使用料として徴収し、アプリの開発企業もユーザーも、それが嫌なら使わないことしかできません。

 

 

もちろん、使わないと生きていけませんので、泣く泣くでした。

家を探すことは結構手間がかかり、うっとうしいことも多いものですが、希望条件をスマートコントラクトで明確にしておけば、信用できる賃貸大家の物件で条件に合うものだけを自動で見つけ出してくれます。

 

最終的には現地訪問が必要ですが、そこで気にいった物件を敷金、礼金、不動産手数料などなしで借りることもできるようになっていきます。

 

 

ブロックチェーンが可能にするP2P金融であれば、一定の条件で貸したい人、借りたい人の間をスマートコントラクトがほとんど手数料なしに、かつ信用にあわせてつないでくれますので、消費者金融よりははるかに低金利で借りることができるようになります。

 

 

これ以外にも、想像できないほど広範囲に個人を取り巻く生活環境が変わっていきます。産業革命やPC革命、インターネット革命をはるかに凌駕する変化を起こします。

 

※「スマートコントラクト」とは一言で言えば「ある条件が満たされた場合に、決められた処理が自動的に実行されること」例として自動販売機が良くあげられます。

「100円入れてボタンが押されたら、ジュースが出る」というプログラムを無人で行ってます。

このプログラムにより自動化される事が画期的です。世界中の誰とでも24時間取引が自動で出来る時代です★

 

※購入者と出品者がお互いの信頼性について十分な情報を持っていない場合、代わりに「信頼を担保する仲介者(第三者)」を間に挟むことで円滑な取引を行っています

 

※DApps(自律分散型アプリケーション)とは、スマートコントラクトを用い全てをコードに従って自動的に処理するアプリケーションです。従来の中央集権型システムをDAppsとして分散型アプリーケーション化することには、仲介コストの低下や中央管理者によるコントロールの排除、内部での改ざんや外部からの攻撃リスクの抑制など、様々なメリットが存在

※DAO(自律分散型組織)は、組織の意思決定やその実行などのガバナンスを全てスマートコントラクトに従って行われます。