今日、とある行事で「楫取素彦とその時代―幕末を中心に―」と題し、講演をおこなった。

平日にもかかわらず、講座室がいっぱいになるほどで、これには話者の僕が一番驚いた。


ともあれ、初代群馬県令の楫取素彦〈かとり・もとひこ〉である。

今年は楫取没後100年であるから、今後何かと彼にまつわる仕事にかかわることになる。

具体的には、展覧会、論文、講演などなど、彼にかかわることをいろいろやるつもりだ。


とにかく萩という土地は、有名な歴史上の人物を何人も出しているから、いわゆる周年行事に困ることがない。

他地域から見れば、これほどうらやましいことはないはずだ(現によそ者の僕がそう思っている)。


ぜひこの好機をとらえて、有意義な仕事を後世に残したいと思う。