昨5日、わが博物館の開館7周年記念講演会「幕末・明治の肖像写真―おしろいを塗った高杉晋作―」があった。

中央でご活躍されている先生だけあって、さすがに興味深い内容であった。

僕のような人間には、なぜおしろいを塗ったかなどという観点からはとうてい話すことができない。


展覧会については別途まとめをしたいと思うが、とにかくこのような行事を通じて、古写真資料の重要性を少しでも多くの皆さんがご認識いただければ幸いである。とりわけ、この萩という土地は大きな天災・人災、また戦災を免れてきたわけだから、今後も新しい写真がみつかる可能性大だ。


ともあれ、講師の先生も無事にお帰りになり、大過なく行事を終えられて安堵しているところだ。