明日からの連休を前に、僕の博物館では夕方以降、常設展示室の展示替えをおこなった。


展示物の詳しい内容については、公式ブログにて追々紹介することにしようと思うが、とにかく今回の展示替えはてこずった。当初はせいぜい2時間もあれば終わるであろうと見込んでいたのに、終わってみたら21時前になっていた。とんだ見当はずれで、忙しいなか手伝っていただいた上司にたいへん申し訳なく思う。


ともあれ、今回の展示物は常設展示室においてかなり重要な位置を占めるものである。市内のとある神社に慶応元年(1865)に奉納された、「異人」を描いた絵馬の複製(レプリカ)だ。昨年予算をつけてもらって、非常によくできた複製をつくらせてもらったので、よけいに神経をつかうことになった。慎重に、叮嚀に、そして美しく展示しなければならない。

おかげで今まで展示していた実物とはみちがえるほどの存在感を放つ展示物となった(ちなみに実物はたいせつに別途保管中)。

これをぜひ、連休中に大勢のみなさんに御覧いただきたい。


ちなみに今日は、とある会合に出る約束をしていたのだが、上述のとおり時間が大幅に狂ってしまったので、キャンセル兼おわびを電話で伝えた。自分の不徳のいたすところであるが、とほほ…、である。