つい昨夜のこと、菅直人首相が東京都出身か、山口県出身かで、少し思考をめぐらしたところだ。



しかし、やはり菅首相ご本人は、山口県出身をそうとう強く意識していらっしゃるらしい。

う~ん、「奇兵隊内閣」とは、よくこんな表現を思いついたものだ。

でも自称だから、妥当な表現か否かは、第三者的な立場の人間、あるいは後世の判断に委ねられるだろう。

とにかく、自己を高杉晋作になぞらえ、新しい風を巻き起こしたいとの気概を表したものにはちがいない。


ただ奇兵隊を論じるのは、明治維新をどう評価するかともかかわるので、たやすいことではない。

要するに、歴史は単純ではないのだ。



よって、「奇兵隊内閣」という表現についての僕の見解をここで示すのは、やめにしておこう。