
この店は、「35年作り続けた「東京の味」を萩で堪能」というのが売り文句となっている。
ここの店主は、萩を第二の故郷とさだめたそうだ。
初めて行ったが、なるほど、ふだん萩で食べるそばとは一味ちがう。
つゆが少し、しょうゆが勝っているようだが、ただ、東京で食べるほどのきつさはない。
よって、僕ら西日本の人間にしてみれば、汁が真っ黒というあの違和感はなかった。
そばはかなり白っぽいが、これにもこだわりがあるそうだ。
あとから出てくる、そばつゆもいい。
それからかつ丼も、かつによく味がしみていた。
店内は上品な雰囲気で、感じがよく、思ったより提供までの時間が短くて好印象だ。
このセットで850円はなっとくの値段だ。