イメージ 1

今日はまた一段と花が咲いてきた。

それにともなって、いつものあの甘酸っぱいにおいが、プーンとほのかに立ちこめてきた。

帰宅前に、博物館の庭園の様子が気になり、ふとのぞいてみた。

夕暮れ時のこの時間帯に、ミツバチが懸命に蜜を吸っている姿が印象的だった。

きっと彼らが、受粉の仲立ちをしているのにちがいない。

そしてその果実が、来年のこの時期に熟すのだろう。

こうして夏みかんは、実が熟す初夏の5月に、花が咲くという不思議な現象を起こす。

普通は、花が咲いて枯れたあとに、果実がなるというサイクルであるにもかかわらずだ。

このように夏みかんは、実と花が同時に見られるため、昔は親子代々に通じる「夏ダイダイ」と呼ばれたそうだ。

うちの博物館の詳しい様子はこちら。

http://hagihaku.exblog.jp/8572450/