世界文化遺産 「石見銀山」登録を延期


昨日の毎日新聞の一面にこのような見出しが出ていた。
世界文化遺産を審査する国際記念物遺跡会議(イコモス)が
島根県大田市にある同銀山について、こう発表したという。

今年の世界遺産登録はほぼ確実とみられていただけに、
これまでの同市の関係者のご苦労を思うと心中いかばかりかと思う。

17世紀初頭の銀産出量が世界の3分の1を占めたとされる石見銀山。
これが延期されたとなると、今後、日本の産業遺産の世界遺産登録に
大きく影響が出ることは必至だ。

しかし本会議は6月、ニュージーランドで開かれるそうなので、
まだ完全に決まったわけではない。

今後の動向を見守りたい。