JRAが先日発表したところによると、平成18年の年度代表馬にディープインパクトを選出したとのことだった。これで同馬は17年に続き、2年連続での受賞となった。18年の1年間にGⅠ4勝の成績をみれば、当然といえば当然のことだ。改めて同馬、および関係者の方々には賛辞を贈りたい。
じつに通算7冠である。これでクラシック3冠馬のシンボリルドルフの記録に並んだわけだが、決定的に違うのは、ディープがすべて違うレースを勝って7冠を達成したということだ。ましてや、ただGⅠに7回勝ったというだけのテイエムオペラオーとは雲泥の差がある。
また通算成績をみても、14戦12勝、2着1回、失格1回という好成績である。現行制度にしたがえば3着まで連対に入れるべきなのかもしれないが、昔のように2着までを連対とすれば、14戦で13回の連対をはたしたことになり、なんと92.8パーセントの連対率を誇る。シンザンのように100パーセントとはいかずとも、この連対率は現代競馬界では大偉業とよぶにふさわしい。
ただディープが昨年出走したレースは、たったの6戦である。それも凱旋門賞を除けば、国内での競争は5戦でしかない。あまりに少なすぎるというか、なにか物足りなさを感じるのはこのあたりに原因があるのかもしれない。
有終の美を飾った有馬記念では、前走のJCとは打って変わって、武旗手はほとんどムチを入れていなかった。僕は映像でしか見れなかったので誤っているかもしれないが、1発も入れなかったのではないだろうか。そのぐらい余裕をもって完勝したのだから、ディープ自身はきっと今年現役を続けていても、おそらくわれわれの前でその圧倒的な強さを見せ付けてくれているのに違いない。
とにかくもう終わったことなので、いまさらどうこういっても始まらないが、この2年間、しばらくわれわれに大きな夢をみせてくれたディープに「ありがとう!」の一言を贈りたい。
じつに通算7冠である。これでクラシック3冠馬のシンボリルドルフの記録に並んだわけだが、決定的に違うのは、ディープがすべて違うレースを勝って7冠を達成したということだ。ましてや、ただGⅠに7回勝ったというだけのテイエムオペラオーとは雲泥の差がある。
また通算成績をみても、14戦12勝、2着1回、失格1回という好成績である。現行制度にしたがえば3着まで連対に入れるべきなのかもしれないが、昔のように2着までを連対とすれば、14戦で13回の連対をはたしたことになり、なんと92.8パーセントの連対率を誇る。シンザンのように100パーセントとはいかずとも、この連対率は現代競馬界では大偉業とよぶにふさわしい。
ただディープが昨年出走したレースは、たったの6戦である。それも凱旋門賞を除けば、国内での競争は5戦でしかない。あまりに少なすぎるというか、なにか物足りなさを感じるのはこのあたりに原因があるのかもしれない。
有終の美を飾った有馬記念では、前走のJCとは打って変わって、武旗手はほとんどムチを入れていなかった。僕は映像でしか見れなかったので誤っているかもしれないが、1発も入れなかったのではないだろうか。そのぐらい余裕をもって完勝したのだから、ディープ自身はきっと今年現役を続けていても、おそらくわれわれの前でその圧倒的な強さを見せ付けてくれているのに違いない。
とにかくもう終わったことなので、いまさらどうこういっても始まらないが、この2年間、しばらくわれわれに大きな夢をみせてくれたディープに「ありがとう!」の一言を贈りたい。