おめでとう！ディープインパクト6冠達成！！

やっぱりこの馬はファンの期待を裏切らなかった。さきほど行われたジャパンカップで見事優勝し、みんなの不安を一蹴してのけてくれた。

スタートは、いつもよりは少し上手だったが、やはり予想通り最後方からの競馬となった。ペースはかなりゆったりしており、4コーナー手前までシンガリだったが、直線に入ってからはやはり次元が違った。ゴール前200メートルのあたりからは武豊ジョッキーが渾身のムチを入れ、終わってみれば完勝。宝塚記念以来の勝利を飾った。

これで6冠目。弥生賞で勝ってからというものの、皐月賞以降のGⅠを何勝してくれるか非常に楽しみだったが、今年いろんないきさつがあったため、この馬にしてGⅠ6勝というのは数字的には少ないといえよう。

ただ昨年の有馬記念で土をつけられた宿敵のハーツクライへのリベンジは達成し、これで押しも押されぬ現役最強馬の座を不動のものとした。

ファンとして気になるのは、当然今年のグランプリ、有馬記念以降のディープの動向だ。有馬で有終の美を飾り、そのまま引退するのか、来年、また私たちに夢を抱かせてくれるのか…。すでに今年限りで引退というのが濃厚のようだが。

とにかく、池江調教師、武騎手ともにおめでとうの言葉を贈りたい。