列車の窓から旧市街地の赤い屋根たちが見えたとき、やっとここに来たんだという感慨が押し寄せてきた

いまだ共産圏の名残が感じられるクラクフから来たせいもあるかもしれない。しかしヨーロッパの中で
絶対に訪れてみたかった街の一つ。プラハ。

その歴史はとても古く14世紀にはほぼ今のような形になっていたとか。来れて良かった。
でもまずは宿。ネタは後に回す。
混んでいるかと思いきや一発目でいきなり宿確保に成功。街の中心の広場から歩いて三分。
部屋もきれいだし値段もまあまあ。しかしまだ9時だから部屋に入れず、朝食を兼ねて少し散歩。
さすが中世の街だけあって、街の作りがまるで迷路。一つ路地を入るとどこにつながっているか予想がつかないけどしかしその迷路感が面白い。一時間歩いた後、カフェでコーヒーとパンで朝食。物価はだいたい日本と同じくらいかな?ヨーロッパでは安い方です。
そして宿に戻り、しばし昼寝。1時間くらいで起きるはずが4時間も寝てしまいちょっと後悔。せっかくのプラハが…。しかし深夜バスと寝台列車二連発はやっぱりきつかったんですね。

気を取り直して観光へ。

まずはこれ。ドン。

プラハ城
『プラハ城』


プラハのシンボル、プラハ城。街を見下ろす小高い丘の上にあります。手前に見える川はスメタナで有名なモルダウです。(現地ではヴルタヴァといいます)

城は明日にまわすことにして、市街地へ戻ります。ドン

ゴシックな教会
『ゴシックな教会』


ティン教会って名前だったかな。二つの尖塔が目印です。この足下に僕のホテルがあります。
街の中央広場にはいろんなものがあります。ドン。

DSC00200
『DSC00200』


 僕の中でプラハといえばカフカです。彼はこの広場の近くにで生まれ、人生の大半をプラハで過ごしました。日本にいたときいったいどうしたらこんな話が書けるのだろうと思ったのですが、それにはカフカの想像力にプラハの街の雰囲気が混ざって出来たものだったのだとここに来て感じました。その話はまた後で。

次の写真。ドン。

DSC00201
『DSC00201』

これは旧市庁舎にある仕掛け時計。正時になると仕掛けが動き出すのですが、それを見ようとする人たちが
常に周りにいっぱいいます。実際の仕掛けはたいしたことないのですが、それを造った時代を考えると(15~16世紀)たいしたものです。

そろそろ疲れてきたし、おなかもすいたので夕食。ドン。

DSC00204
『DSC00204』


チェコと言えばビールですが僕は下戸なんで一口だけ。しかしその分ちゃんと食べます。メインが来る前に
スープでパンを食いきる勢いでしたがなんとか我慢しました。これは豚の膝の肉のローストですね。軽く
いぶしてあって、なんだかベーコンに皮がくっついているような感じ。豚足ほどゼラチン質ではないです。
これにホースラディッシュ(西洋ワサビ)やマスタードをつけて食べる。感動的に美味い!素晴らしい!

満腹になり少し散歩。そしたらこんなの見つけました。ドン。

ダンシングビル
『ダンシングビル』


中世の街並の中に突然現れた曲線的な建物。建設に当たってプラハ市民の反対もあったらしいのですが
今はすっかりなじんでいます。プラハの街を歩いていて(特に夜に)感じるのですが、この街は何か少し違うのです。電灯も少ない石畳の街並を歩いていると本当に中世にタイムスリップしてしまったような不思議な感覚に陥るのです。カフカの作品に漂うあの独特の冷たく湿っていて、でもどこか乾いた空気感はこのプラハの街の空気そのものだったんだなとこのとき思いました。

散歩も早々と切り上げ、ホテルに戻って明日に備えることにして今日は終了。

続く