日本の保守について書くならまずは皇室からでしょう。
皇室は日本の国体であり、皇室がなくなった時点で日本そのものが終わると考えております。
各天皇陛下を個人崇拝する必要はありませんが、連綿と続く天皇とそれとともに受け継がれる国民のために祈って下さる祭祀、何というんでしょう、まさに皇室そのものが代え難い日本の核だと思うのです。
個人崇拝する必要はないと書きましたが、それぞれ尊敬しないではいられない天皇が続いております。
最近、子供向けですが日本の神話を読みました。
因幡の白ウサギや海幸彦山幸彦などはおぼろげに覚えていましたし、もちろん天の岩戸なども断片的には知っていましたが、イザナギ・イザナミから神武天皇までの流れをまとめて読んだのは久し振り、いや初めてかもしれません。
そもそも、子供向けに最近は日本神話を教えているのでしょうか。
神話を読んでいて、男系・女系天皇の議論を思い出しました。その本を読む限りでは、スサノオノミコトが高天原に天照大神に会いに行って、攻めに来たと誤解された際、身につけているものから子を産み、その性別で身の潔白を証明したとありますよね。この時、天照がスサノオの剣から女神を、スサノオが天照の勾玉から男神をつくり、その男神を天照が引き取って育てています。
日本書紀ではスサノオが5人の男神を産んでいるそうです。
いずれにしろ、女系天皇論者の天照が皇祖神だから男系でなくてもよいというのはこれを読む限りでも論拠が弱いと思うのですがどうでしょうか。
もしかしたら、昔も男系女系の論争があり、スサノオの男の子を天照が養子にしたのかもしれません。
私には、女系天皇という言葉自体が矛盾をはらんでいると感じられます。
神武天皇以降もそれ以前も男系なのだから、「女系の」天皇というのは存在しないのです。女系天皇は既に天皇ではない、と思います。
皇室は、日本の、そして人類の宝です。
よね。