先日こんな連絡がありました。

 

SMG経営塾では、繰り延べ節税に使える商品を紹介していて

会員さんには毎月案内を出しています。

 

この商品を実際に決算の際に活用しようとして

顧問先の税理士さんに相談したが

結論は「NO!」だったと。

 

 

この税理士さんをどう説得したらいいですか?といった内容でした。

 

 

これはこのケースだけでなくて

何かを人に依頼するときにも

お願いしてみたら受けてもらえないとか

 

友人間や家族間でも同じようにお願いごとが聞いてもらえないことは多々ありますよね。

 

こういったときにどうやって相手を説得するのがいいのか?

 

 

まず一番最初になぜ「NO!」なのかを確認してください。

 

 

 

 

これ、意外と普通のことだと思いますよね。

 

上に書いたように、友人や家族だったら

みんな当たり前に

「なぜダメなのか?」

 

「どうすればOKになるのか?」

 

を考えると思います。

 

 

 

ところがこれが、顧問先の税理士さんとなると

急にみんな踏み込めなくなります。

 

 

これは無意識に、

「税理士が言っているからダメなんだろう」

 

と交渉することを放棄していることがほとんどです。

 

 

いわゆる権威性に対して、

抵抗することを諦めてしまっているんですね。

 

結果的に、紹介をしたSMGに説得をして欲しいとお願いが来ることが多いです。

 

ただこの状況では僕たちも何も出来ません。

 

先程書いたように、

「なぜダメなのか?」が分かっていないから

説明も説得もしようがないんですね。

 

 

「〜だからダメ」というところさえ分かれば

交渉事として、対応策を考えることも出来ますが、

 

そもそもなぜダメなのかが分かっていないと

手のうちようがありません。

 

 

 

何がいいたいかというと、

何かお願いしたいときや交渉のときに

相手からNGが出てきたときには

 

相手の立場に臆することなく

「なぜダメなのか?」をしっかり聞いてみてください。

 

それが分かれば対応策があることがほとんどです。

 

 

相手が税理士だから、とか

相手が偉い人だから、とか

 

ビジネスにおいてそういった立場は関係ありません。

 

自分が通したいことのために

勇気を出して聞いてみてください。

 

とはいえ、今日挙げたようなパターンだと

実際に確認してもらうと明確な答えが返ってこないことがほとんどで、

具体的に何がダメなのかを説明できる税理士さんは今のところいませんでした。

 

一歩踏み出すだけで、自分の要求を通すことが出来るようになります。

 

交渉ごとの際には、思い切って聞いてみるようにしてください。