収入と所得の違いを理解しよう!
確定申告の期限も近くなってきて、
色んな方から確定申告の質問をいただくようになりました。
今後いただいた質問をいくつか紹介していきたいと思いますが、
大前提、収入と所得の違いを理解している人が少ないなぁと感じます。
近年、日本人のマネーリテラシーの低さが
問題になることも多いです。
収入と所得の違いくらいは義務教育でやってもいいのではないかなぁと笑
なので今日は基礎中の基礎ですが
収入と所得の違いを軽く説明します。
収入
→企業や事業主にとっては売上
サラリーマンでいうと給与の総支給金額(額面)です。
所得
→上記の収入から、必要経費と各種控除を差し引いたもの。
厳密にいうと、この所得には2種類あって
必要経費を差し引いた
所得金額
さらにこの所得金額から各種控除を差し引いた
課税所得
基本的にこの課税所得に対して税率をかけて所得税というものを算出します。
各種控除については、明日以降解説します。
注意点としては、
所得イコール手取り
とも違う、ということです。
そして、今の日本における所得税は
累進課税といって
課税所得の金額によって税率が変わります。
段階的に税率が上がっていくアレですね。
この累進課税の落とし穴についてもまた解説します。
今日のところは、収入と所得は明確に違う、
ということを覚えておいてください!