銀行融資の経営者保証を外そう！
昨年２０２３年の４月から銀行融資の少し細かい制度が変わりましたね。
これまでは銀行融資を受ける際、
経営者保証といって、会社の代表者の個人保証をつけるのが通例でした。
これが国からの指示で、基本的に経営者保証はなし
ただしどうしても保証を付ける必要があるようなリスクがある会社に融資をする際には
金融機関側が、経営者保証を付ける必要がある理由を明確に記載した上で
それを金融庁に提出しないといけなくなりました。
こうなると当然銀行側も手間が増えるしめんどくさいので
経営者保証自体は今後減っていくことになると思います。
ただその分注意が必要なのは、
経営者保証含めた保証がつけにくくなることで
結果的に融資の審査が厳しくなったり
融資の利率が上がる可能性があります。
とはいえ経営者保証がなくなる、というのは
代表者にとってはメリットが非常に大きいです。
これまでは会社がもし倒産した場合など、
経営者個人の資産で補填する必要があったので、
言うならば倒産＝人生終了・・・に近かったのです。
既存の借り入れに対する借り換えや、新規の融資の際にはぜひ
こちらから担当者に経営者保証を外してもらえるように話をすすめてみましょう。
もし担当者が渋るようなら、その理由を明確にして
その課題をクリアできるように経営を見直すきっかけにしていきましょう。