あまり本が読み込めなかった月だった。
いつも思うのは、この感想は文字数の制限がツイッター並で
大体この文の3倍ぐらい書いてから、必須内容を抽出する方法をとっている。
この場で補足を入れる手もあるが、読み終わった時の熱はないので
やはりこのままが良いのだと思う。
熱は高すぎても低すぎても良くない。
でも、一時的な高低はあるので高かった時に発生する気流を記したものが
正しい姿と考える。
来月(もう今月)は倍は読むぞ!!
2014年12月の読書メーター読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2251ページ
ナイス数:176ナイス
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)の
感想女性の小さなコミュニティーは一応男の私には完全には分からない事が多いが、身の回りの言動などからある程度は理解出来るし、親のエゴもあり女性脳が若干強いので受け入れ易かった。人間ってこんなにコミニュケーションが達者なのに肝心なことは全くのからっきしだ
周りに迎合されるような装飾を好み、その場の雰囲気に擬態していく様は「透明人間」になる作業のようであり、その人の本質が見えにくいことになる。
相手の瞳の中に映る自分を鏡に初めて色々と知ることになることの煩悶はとても辛いが、それが最後の救いに繋がる気がした。
読了日:12月5日 著者:
辻村深月
東亰異聞 (新潮文庫)の
感想時代の大きな変化が訪れた明治期、そのもう一つの世界「東亰:とうけい」怪しげな怪異の正体は?読み始めは人外の物への畏怖から始まり、中盤からは人の内面に潜む思いやりと狂気、そして最後にまた元に戻るような不気味さ、まさに異聞なのだ。
夜の生き物に畏怖を覚えます。
読了日:12月20日 著者:
小野不由美
木暮荘物語 (祥伝社文庫)の
感想築年数不明のオンボロアパートの木暮荘を中心にちょっと変わった、どこか訳ありな人達が何気ない生活の中で、発見だったり確信を得たりする。
と言うと、普通の生活そのものだが、話の中心はそれぞれの性生活がその割合を占めるのだが、不思議とくどさやいやらしさが無いのが読み手に伝わる。
それは人の温もりを感じるからなのか?ハッキリとは分からないが、そんな36℃前後の熱を感じた。
男女間•年齢での性愛に対するスタンスはそれぞれ違うが根幹は全て一緒なのだと改めて思ったのが発見だった。
読了日:12月24日 著者:
三浦しをん
MASTERキートン Reマスター (ビッグ コミックス)の
感想あのキートン・太一が帰ってきた。 初版が直ぐに売り切れ中々入手出来なかったが、漸く重版され入手出来た。 最後の話から20年経っての設定だが、相変わらず考古学にかける独自の情熱と、サバイバルの専門家でタフ、それでいてどこか頼りない部分もある実に人間味が感じられる。 ホメロスに関する話と、聖杯に纏わる話が好きだが、根底にある人との関係性が全体を通して、理屈だけではない味わいを醸し出している。 ナンバリングがなく、今回きりなのか? であれば少し寂しいが、きっと今も世界のどこかで発掘に精を出しているのだろう。
読了日:12月28日 著者:
浦沢直樹,長崎尚志
トーキョー・プリズン (角川文庫)の
感想時は終戦後、巣鴨プリズン
名前は聞いた事があるだろう
現在はサンシャインが立っている場所だ。
主な舞台は監獄で、尚且つ事件が次々と起きていくが、どれも厳重な監視と管理の中、鉄の檻と塀による閉鎖的空間で織りなすミステリーだ。
主題の獄中での殺人事件は展開はセオリーを踏襲してます。その他に時代と民族と思想の部分にもう一つのテーマがあり、それに伴う全体主義と民主主義の対比など普遍な所がある。最後に終盤の一文「いざという時は女性の方が強い」古来より遍く言われる一言に、最後の展開が凝縮されているといえる。
読了日:12月31日 著者:
柳広司読書メーターこの月の一曲
主にIPラジオを聞いています。
その中で一番印象に残ってました。