ノートルダム・ド・パリ

ヴィクトル・ユーゴー著

1831年に出版された小説

物語はノートルダム大聖堂の前に捨てられた

醜い赤ん坊を大聖堂の副司教のフロロに

拾われる所より始まる

赤ん坊はカジモトと名付けられ、成長したのち

大聖堂の鐘付きとなる

その後フロロはパリにやってきた

一人のジプシーの女

エスメラルダに心を奪われてしまい

欲情に迷ったフロロは

カジモトを使い、エスメラルダを誘拐しようとしたが

カジモトは囚われてしまう

囚われさらし者にされるカジモトを

エスメラルダはかばうのだが

カジモトはその優しきエスメラルダに恋をしてしまう

しかし、エスメラルダは衛兵のフェビュスと

恋に落ちていた

このフェビュスと言う男は実は婚約者がおり

不実な男だったのだ

一人の魅力的なジプシーの女をめぐり

絡み合う運命の糸は悲しい結末へと向かって行く

荒んだ15世紀のパリを舞台に描かれた物語である

ディズニーが「ノートルダムの鐘」として

1996年に長編アニメーションとして発表している

興行的には残念ながらあまりうまくは行かなかったが

映像や音楽が非常に美しくクオリティーが高い為

90年代屈指の作品と言われるほどの高評価を得てもいる

原作と違いハッピーエンドに終わる

シリアスとコミカルが絶妙にマッチした素晴らしい作品で

とてもオススメの作品

「ノートルダム・ド・パリ」

紙　ホルベイン画材アヴァロン水彩紙　300ｇ

線　リキテックスリキッド / ディディエノールガラスペン細字

色　シュミンケ透明水彩