実力を高めるには!? | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


● 実力を高めるには!?

こんにちは、山崎です。

今日も、メルマガから一部転載してお送りします。


よく、「気」とか「軸」とか、抽象的な話しかしない人もいますが、それらは本物の「天才」か、「勘違い」している人かどちらかです。

抽象的すぎると「気」とか、意味不明な言葉になってしまうので、僕は具体と抽象を「行き来」できる存在でありたいと思います。

1流である長嶋元監督の言葉のように「スパーンと腰で打て」という抽象的な言葉を具体的な言葉へと翻訳することも、1.5流である自分の仕事として大切にしています。

僕たちが目指す1,5流とは、具体と抽象を行き来できる翻訳家。

であり、天才の言葉を一般の人へと分かりやすく翻訳することが、僕たち健康産業に従事する人たちの仕事ではないかと思います。


逆に「凡人」であればあるほど、具体にこだわってしまいます。

僕たち凡人は「具体」にこだわらず、具体を抽象化する癖をつけ、天才に一歩でも近づける存在となり、天才が使う抽象的な言葉を具体化して、一般の人へ伝える存在を目指していきましょう。


身体の使い方セミナーシリーズのコンセプトは、「身体原理の応用」。

まず「本質」を抽出(抽象化)し、本質を応用(具体化)することで、各自が活躍される場面で、力を発揮してもらいたいと思います。


それでは、早速本題へと参りましょう。


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目次

1.天才と凡人の違い
2.実力レベルを高めるには!?

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2.実力レベルを高めるには!?
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実力への「こだわりを持つ」というのは素晴らしいことですけど、その道は果てしなく遠いため、実力を補う要素についてお話する機会が多くなりました。

それでも、僕の周りには「実力至上主義者」が多いと感じるのは、僕自身が実力至上主義者だからなのでしょうね。

今日は2人の実力至上主義者を紹介しますが、彼らは僕の人生に大きな影響を及ぼした二人であり、彼らからの「刺激」がなければ今の僕は形成されていません。

ですので、読者の皆さんにも刺激を受けてもらいたいと思います。


一人は、僕が20代後半の頃に出会った20歳のハナタレ小僧です。

歳は確か8つぐらい下なんですけど、後輩から受けた刺激は大きく、「行動する」という人生に於いて大切なことを教えてもらいました。

僕たちは奈良で松本義光先生のM.I.L大阪スクールを受講するために、126万円を支払って学びました。

年収300万円しかなかった僕は、人生を賭けた学びだったんですが、後輩だけはこの学びにプラスして「毎週」「6ヶ月間」「東京へ」通って、松本先生の別の講座を受講していたのです。

・奈良から東京という距離
・お金

という問題を思い付きますが、20歳のハナタレ小僧はお構いなし。


「学びたいことがあるから学ぶ」

という純粋な気持ちで行動しましたが、先輩として松本先生を紹介し、会社内でも彼を教える立場だった僕は、自分が恥ずかしくなりました。

「こいつに、いずれ抜かされる」

このような恐怖、危機感が僕を奮い立たせたわけですが、松本先生が亡くなってから、彼はヨガの養成講座に通い始めました。


そして、指導者として活動しながらも、垂水の先生の講座へ3年間、毎週、学び続けたのです。

ヨガを通じて「中医学」に興味を持った彼は、本場の中国で6年間、中医学を学ぶと決め、週3日、中国語を学び始め、空いている時間は、耳にイヤホンが刺さっており、ずっと中国語を耳に入れていました。

しかし、留学費として120万円を預けていた企業が倒産してしまい、120万円がパーとなり、日本で中医学を学ぶことにしました。

そして、漢方と鍼灸を学び、3年後には鍼灸師になったわけですが、現在、彼は「薬剤師」になるための大学へと通っています。


次に、出張パーソナルトレーニングを行いながら、接骨院を経営し、柔道整復の学校へ通っている安西さんの話です。

カイロプラクティックを4年ほど学び、その後カイロプラクティック学士として認定されるための学校へ4年間、通いました。

カイロを8年、9年ほど学んだ彼は、理学療法の学校へ通い始め、その道は2年半で絶たれることになりましたが、接骨院を経営し、その後は自身も柔道整復師の資格を取ろうと学び続けています。


相当、話を短縮しましたが、実力を身に付けるための「学び」とは、彼らの「行動」を指します。

彼らと接していると、自分の「学ぶ」意識の低さに嫌気がさします。


でも、僕には「逃げる」という選択肢はないので、彼らを意識して、自分の「逃げようとする意識」に負けないよう心掛けてきました。

このライバル心みたいなものが、自分を成長させたと思います。


彼らは、僕よりも年下です。

でも、年下の彼らの方が年上の僕よりも実力に対して真摯であり、「お金がどう」「時間がどう」という言い訳を全くせず、ただただ行動を起こし続けています。

ただ、真実を知りたいから学ぶ。


という純粋な気持ちに触れた僕は、自分の言い訳が恥ずかしくなり、以降、自身の行動を改めるキッカケになりました。


ありがとう、坂野と安西さん。


ただ、「学校へ通う」という選択肢が正しいとは言っていません。

おそらく彼らも「学校へ通う」という選択肢が正しいとは思っていないと思いますが、せめて彼らぐらいの学ぶ意欲を持つことと、実際に行動へ転換することは学ぶべきところだと思います。


周りの人を見ていると精神的には「実力至上主義者」にも関わらず、実力を高めるための「行動」を起こしている人などほぼいません。

行動を妨げる障害が、目の前に立ちはだかることもあるでしょうが、彼らのように、障害を「言い訳」にしなければ、乗り越えられます。

思想だけは実力至上主義者で、実際は「実力がない」ってのは恥ずかしい。

だから、実力至上主義的な思想を持っている人は、行動を起こして実力を身に付けるしか、自己を満足させることはできないのです。


とはいえ、この実力至上主義的な思想がある人は、金で苦労します。

だから、実力を身に付けるための道を歩みつつ、「お金を稼ぐ」方法も同時に学ばなければ、自己を破産へと導いてしまいます。

実力至上主義者だったが故に、家族を路頭に迷わしそうになった僕は、僕と同じように「破産への道」を、歩んでもらいたくはないのです。


だったら、両方学べばいい。

ということで、実力至上主義者には本物になる道を歩むだけでなく、同時並行して、実力がない時期にもお金を稼ぐ手法を知って欲しい。

でなければ、学び続けること、本物になることが難しいからです。


今更、資格取得のための学校へ通うという選択は、無謀です。

資格取得者が溢れている世の中の現状で、資格で飯を食うという選択は、無謀以外の何者でもありません。

医療費も高騰しているため、資格取得者は淘汰の対象となります。

学校へ通ってまで、自己を高めるという意識は評価すべきですが、学校へ通っても得るものは少ないと、僕自身の経験から言えます。

現在、国家資格を取得している人も足を運んでくれていますが、市場で結果を出している人は、資格を持っていない人なのです。


だから、

・学校へ通うような意識
・自己を本気で高める意識ある人

このような人に、学校よりも安く、成果を出してもらえるような「学びの場」として、僕はセミナーやスクールを開催しています。

自己を高める意識がある人なら、学校へ通う選択をするよりも、うちで学んでくれた方が、将来に役立つことは確信しています。


現在、生徒さんたちは、志高く学び続けるという道を歩みながら、実力以外の価値を提供することで、周りに人が集まっています。

彼らを慕うコミュニティができ、お金も稼ぐことができる。

そのお金を元手として、更に学ぶという好循環が起こります。


セミナーシリーズのStepコースには、このような意図があります。

・実力を身に付けるための道
・実力以外の価値を提供する方法


この両輪を回さなければ、資本主義社会の中で「自分の独壇場」を築くことが難しいので、常に両方を高める意識を持ってください。

健康産業で働く人だけでなく、それ以外の業界の人も同じであって、僕が話すことは「健康産業内」だけで通じるような狭い方法論ではありません。

もっと、抽象度の高い「原理」的な話であり、普遍的に役に立つ話ができると思うので、興味のある人は、セミナーシリーズへと足を運んでもらえたらと思います。



身体の使い方セミナーシリーズ2014の詳細はこちら

申し込みフォームはこちら


追伸)

セミナーの申し込みをされる際、申し込みフォームに「Q&A」の欄がありますが、すぐに思い付かない場合には、Q&A欄を「空欄」にして申し込み、後ほど思い付いてからメールをお送りいただいても大丈夫です。