もちろん、ヤラセでも何でもないで。最初は完全に止めることができてん。いくらウエーブさせてもビクともせんかったけど、最終的にはこんな感じで吹っ飛ばされた。
この仕組みについては、日野先生の日記を引用するのでご覧ください。
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昨日の大阪の稽古では、ダンサーのシゲヤンが縦系の連動から腕に繋げるを成功させた。
http://www.youtube.com/watch?v=W0EhDLgBHwc
縦系の連動は、体重を明確に知覚し、それを膝から肩まで繋げて行くのだ。
動いている姿を見ると、ブレークダンスのウエーブの様に見える。
しかし、それこそ似て非なるものだ。
つまり、ウエーブの様に動くのではなく、身体を知覚し線になった結果がウエーブの様な動きになった、というように全く逆だ。
しかし、大方の人の目は、まず運動に目が行く。
そうすると、身体を良く動かせる人は、直ぐにその動きが出来るようになる。
そして、出来たと思ってしまう。
そこで、誰かに腕をしっかりと掴んでもらう。
するとピクッとも動かないという結果になる。
ではどこが間違っているのか、ということになり、動きの修正に入る。
その経路から行けば三回生まれ変わっても出来ることはない。
人生はそんなものなのだ。
道を間違ったら、絶対に辿り着かないのだ。
例えば、この場合で言えば、シゲヤンは1年ほど私のところに通っている。
そして、昨日の2時間。
それで出来るようになった。
その出来たというのは、身体を知覚するというコツの一つを掴んだ、という出来ただ。
だから、このコツは色々と応用が利く。
しかし、運動だとしてやった人は、3回生まれ変わっても出来ない。
よしんば出来たとしても、一つの運動が出来たに過ぎない。
つまり、応用が利かない。
という差がそこに生まれるということだ。
どの入り口から入っても目指す頂上は同じだ、という言葉があるが、そんな馬鹿な話はどこにもない。
同じ頂上でも、海抜600メートル足らずの生駒山なら、どの入り口から登っても、あるいは、どんな場所から登っても頂上に辿り着くことが出来る。
では、谷川岳ならどうだろう。
ルートは限られている。
それがマナスルやエベレストということになれば、一層ルートは絞られるし、登山という言葉でも中味が全く違うようになる。
何でもそんなものなのだ。
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「感じる」とは、こういうことであり、ほとんどの場合は「感じているつもり」だということ。
それは僕も同じ。だから、つもりで終わらず『実際』になるように徹底的に感じる、それを検証するという作業を行っていくねん。
めっちゃ、おもろいよ。
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