7歳と2歳の運動を見てもらうと、“力み”の違いが明確やと思う。
つまり、お姉ちゃんぐらいになると、既に明らかな緊張があるということやねん。
一方、下のチビは「どこに力が入ってるんですか~」と聞いてみたくなるぐらいゆるい。いわゆる自然体というやつ。無駄な動きがないし、頑張ってないので怪我をしない、慢性痛が起こらないような動きやねんな。
ある意味うらやましいけど、ただゆるいだけだと運動のパフォーマンスは発揮できない。力を発揮するためには、『ストレッチする』能力が必要だから。まだ、下のチビはストレッチされている感覚を使いこなせないので、力を発揮することができない。
合理的な身体の使い方を実践するにあたって、このゆるんだ身体と、ストレッチされる感覚を把握することは非常に大切やねんな。
僕らが組み合ったりしているのは、この『ゆるみ』や『ストレッチ感』が本当にできているかどうか?
の検証作業をしているだけやねん。
ある場面でゆるんでなかったり、ストレッチ感が上手く出せてなかったら、相手は崩れていかずに自分がしんどいだけになるねんな。
お姉ちゃんはこれでも抜群に身体能力が高いねんけど、下のチビを見ていたらまだまだやと思う。
いつも言うてるもんな。
「あんな感じでゆるく動くねんで」って。
そんな、『ゆるみ』や『ストレッチ感』を実感する
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